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灰色って無数にあんねん 24/01/14

13日の日記を14時に書きあげたあと、ここ3日の日記を読み返しては「アンタ(自分自身)は外に出た方がいいわ」と思った。訳あって心にアンミカが居る。

とはいえすぐには動けない。
ゆっくり起き、10時半からゆっくり書きすぎたのもあって完全に午後だった。なにかに没頭できるだけいいっちゃいいんだけど。

散歩前、データ容量を節約するためにyoutubeのオフライン保存機能を使い、携帯やイヤホンを充電しながらシャワーを浴び、自分のテンションを上げられる服装に変身する。時計を見ると既に15時だった。

近場の公園で好きな動画を見て、コーヒーを飲みながら過ごしやすかったらバッグに入れた本でも読もうという算段だ。気取っているか気取ってないかで言えば、9割気取っていて1割楽しいかもと思って歩いた。

コンビニでコーヒーとメロンパンとサンドイッチを買い、公園が異常に多い住宅街に向かう。日曜日午後の人の多さを鑑みながら、100m間隔くらいで出現する公園を見定める。
多少は人が居てもいいけど、近くに他人が座られていると動画を見るには窮屈だ。ご飯を食べるし、できればテーブルもどきもあった方がいい。連日散歩していて筋肉痛だから動きたくはなかったけど。

4つ目で止まった。人が居ないし、近くに選択肢の広い自動販売機がある。

どのくらい選択肢が広いかって、セブンティーンアイスと、アサヒ飲料のお酒の自販機と、コカ・コーラの自販機2つが並んでいる。
周辺にお店がないから自販機に来るためだけの車が止まったり、小さい女の子が小銭を持ってぽてぽて歩いて来たり、お酒が好きそうな白髪のおじいさんがゆっくり歩いて来たりする。

東屋っていうのか、公園の屋根付きテーブルベンチもある。存在は前から知っていたけど、思いのほかちょうどいい。

この順番で見た。時間を足したらだいたい1時間。気まぐれにnoteも見たし写真フォルダの整理もしたので2時間くらい居たと思う。

ハムタマゴサンドを食べ、コンビニコーヒーを飲み干し、まだ飲みたかったのでペットボトルコーヒーを買い、陽が落ちていてキンキンに冷えた指先にビビって持ってきた本も読まずに退散した。

柴犬を連れてぼーっとしているおじさんも、砂場に興味津々の母子も同じくらいに帰っていった。わざわざ公園に来る人、やっぱりどこか健やかで優しい雰囲気がある。こうありたい。

動画の感想。

板橋ハウスは仲良し言葉遊びYoutuberだと思っているので、言わずもがな良いし語りたいこともない。これになりて~!とは思う。

恐山さんに対して、勝手に親近感が湧いてしまった。親の影響を大きく受けすぎているのも、両親とも片付けが苦手なのも、5月10日の誕生日も同じだ。

やってる小6卒業川柳

ただ子供の頃からの「逆張りでユーモアをやりにいく」はここまでなかった。
不登校なのに「WANIMA」って書いてたら面白いかも、と書いたことはあったけど。

2017年、中3の卒業紹介文(粉奈丸)

その頃から実際好きだったし、ヒット曲になった「ともに」のリリースから半年くらいだった。周りで最多が「AAA」のなか先見の明をアピールできると思い込んでいる自己顕示欲がウザい。動物の欄もウザいし、隣にある好きなタイプの欄も「はがねタイプ」って書いていて、普通にやめてほしい。あとはテスト休憩中にメソポタミア文明をみそポタポタ文明?と言って笑わせ友達の集中を切らしたことも思い出した。

黒歴史を積極的に見せびらかす方だけど、これは流石にちょっとしんどい。インターネットユーモアにおいて一番愚かなのは、伝わらない人にも持ち出してしまうこと。でもソレをした過去がないと、この愚かさを学べない。


昔を思い出したくなって、帰ってから卒業アルバムを開いた。開いただけだった。

「方眼紙対角直線反射遊び」の再現

そういえば子供の頃に「自由帳迷路」と同じくらいやっていた遊びと言えば、「方眼紙対角直線反射」だった。これで自分の限界の小ささまで細かく反射させて1ページ埋めて、誰に見せるでもなく満足していた。
これが別に異常なエピソードとも思ってなくて、これらとほぼ同じような原体験の人間がいるのに心が震えた。

母親が本の虫だから話題作のいくつか自体は家にあって、読もうと思えば読めるものの本当に小学4年生くらいから読めていない。

ちょうど不登校になった時期で、ストーリーが頭に入ってこなくなったのもこの時期。

そういえば父親が買っていた月刊スピリッツもこの時期にドキドキしながら読んでいた。話が逸れているのを承知で書くと、「闇金ウシジマくん」「アイアムアヒーロー」「土竜の唄」みたいなラインナップだったし明確に心がひずんだのってその年かもしれない。

入門合格カルチャーショック 24/01/05

これが一番「ウワ!」ってなった。特に闇金ウシジマくんとアイアムアヒーローって露骨で、自発的か強制的かの違いはあっても歪んだ理由も年代も一緒だ。

アイアムアヒーローのZQN(ゾンビの怪物)なんか露骨にグロテスクで、今見てもヒヤヒヤする。「不老不死ってヤツ?」って言いながら一部が切断されるようなシーンがあるんだけど、一番印象に残っているのはそこ。あまりにもショッキングなので知りたい人だけ調べればいいと思う。おすすめはしません。

闇金ウシジマ君も洗脳くんあたりのエピソードだったので、精神グロと直接グロのダブルでショッキングだった。そういえばらき☆すたもけいおん!もとある科学の超電磁砲も、父親の部屋の黒革のイスで回りながら見た。

本人もロクな父親じゃない自覚があるから書くけど、やっぱロクな父親じゃない。
強制じゃないとはいえ、月刊スピリッツって普通子供から取り上げるものじゃないか。「睾丸」も「陰茎」も小学3年生で意味まで知ってたし。学校行きたくなくなりもするよな。

パソコンも自由に使えていた。小学1年生でスパムウイルスに感染してジャバ・ザ・ハットくらい太った裸婦がモニターから消えなくなった時は、兄妹全員で狂うように泣いた。ウォーリーを探さないでは今でも思い出したくないし。
ホラーの初体験がもっと遅ければ、今見てももうちょい大丈夫だったのかも。

父母兄妹含めてこんな感じなのは流石に面白いと思ってしまっているから、既にちょっと書いてたな。

グラデ冬

月とか空とかを人前で撮るとポエミーすぎていじられるけど、日記に貼る分にはセーフか。グラデーションが流石に鮮やか過ぎて、吸い込まれるくらいずっと見ていられる。

整理した写真フォルダも猫と風景と料理とボドゲだけになっちゃったし、カメラをいつか買いたい気がするけど使いこなせる気もしないし。そこそこある自撮りは全部非表示にしておいた。


原宿さんが別に文章を書くのが好きじゃないと言っていて、ちょっと安心した。「そうでもないけど、なんか続く」の状態にあるらしい。

そういえばM1のアナザーストーリーも見た。
令和ロマンのくるまも「ただ全部から逃げ続けてきて、お笑いが一番逃げ足が速くて楽だった」と言っていた。
慶応義塾大学に受かってるのに?と思わなくもないけど、浪人して受かって中退して、この人なりに挫折があるんだろうなと想像する。

辞めてからこんなことばっかり考えている。
向き不向きってなんだろうとか、本当は何がしたいのかとか。自分探しの旅に出るまでもなく自分探ししている。そりゃ泣く時もあるわな。

この前も
『適職診断で「芸術家」とされがちなADHDは多いが、公表しつつ活躍している人を見ると仕事ができるいいとこ取りの人たちばかりで、勝手に親近感を抱いては勝手に裏切られた気分になる』
という可燃性のバズツイート(ポスト)を見て、見事に鬱憤が溜まった。

賛同というか「そうかも」みたいな意見も理解が浅く感じてしまって、こんなに明確に対立意識を感じることがあるんだ、と思った。

僕もその手の診断は芸術家とよく出るし、ハマるとどんどん根暗になっていくのも理解できるからこそ、同じ当事者であろう人たちが「腐っているのを正当化する」みたいな言い方が気に食わなかった。こんなに言葉強く書くことないんだけど。喧嘩したくないから、ここに書くだけにしている。

本人も良くないと理解できていつつ、それでバズって目に入るのがしてやられてる感があって、本当はあんまり言及したくない。

この投稿に作品の宣伝が吊り下げられているのも、その人の「ADHDあるある」ってプロフィールもかなり嫌悪感がある。

グレーの幅ってめちゃめちゃ広いのに、あるあるで括ってもこうやって反感買うだけじゃん。「黒寄りの灰色あるある、白寄りの灰色がうらやましい」って書いて、それで売っていくなよ。別に白寄りかどうかも主観の判断だし。しかも人間って明度だけじゃなくて彩度の色もあると思うし。

アンミカが云うには、白って200色あんねん。あんねやんか。黒って300色あんねやんか。なら灰は彩度を含めて無数にあんねん。
十人十色っていうか、人って考え方が違いすぎるものだ。違って当たり前のところを、似ているにしても大きく括って消費されると気に食わない。

みんなキツいうえで生きていて「あいつらは同じ括りにされてるけど、キツくなさそう」はただ認知が歪んで良くない対立になるだけというか。

「俺はこうだけど、アンタはどうだろう」のスタンスであってほしかった。灰色同士繋がりたいなんざ勝手にしてほしいけど、「あるある」はちょっとな……と思う。肩組まないでほしい、ほっといてほしい。

くすぶったクリエイターの嫉妬でしかないのだ。
有名な人だって、それでしか生きられないことを察知し受容し乗り越えて、過集中が運良くそこに割けて、狂ったように感性を作品とし続けるうちに、運良く拾われたように大衆の目に当たっただけだろう。

仕事の形にもよるけど、そりゃ理解されず見つからずに消えてった人達だっているだろうし、本人に見えない時代で評価された画家だっている。
いい面だけを見ているただの嫉妬は、長い目で見て軽薄で時期尚早じゃないか。あなたの売れない作品だって、誰かはきっと良いと思っているだろうに、それを腐すのか。

別にそうしてもらって構わないんだけど、勿体なくない?と思う。そういう売れ方だとしたら賢いな、とは思うんだけど。

妬み嫉みをよくここまで燃え広がりやすい形で自分の目に当たるとこまで持ってこれたな、と暗い気持ちになったのは4日前だった。

これもあって気持ちが落ちてんのかもな。

書き始めて暴走しちゃった……。でも吹っ切れた感じもする。

ストーナーを原宿さんが激推ししてるから、10年以内に読む。読まないといけないと思うと読めないから10年以内に。
「暇倫」も今は横に置いてあるだけになっている。読まなきゃか。

ところで僕が一番楽で続くのってなんだろう。鑑賞と感想かな。いま制約と誓約みたいなこと書いた?

こうくだらないことならずっと言えるし、家に引きこもりっぱなしも人より苦にならない。ボードゲームや料理や猫は好きだけど、触れ続けられるようなものかで言えば多分そうでもない。

文章だって仕事にするとしたら実績と継続と宣伝が足りないし、具体的にどうするべきかってのもちょっとよくわからない。
「他人に読ませて面白くなってもらうためだけの文」を別で書いてみるのも一考か。
こういう日記は兼用というか、整理6:記録3:コンテンツ1くらいだ。面白がってくれている人が居るとしたら、本当にありがとうございます。おか生き。


気持ちをまとめつつ過去を振り返っていると時間が過ぎ、20時には遊びの募集があった。今後とも仲良くしたいと思っている人たちだから、勢いで参加した。一応まだ日記が続く。

流れで「among us」をすることになった。ここまで読んでいるくらいの物好きなら大体ご存じかもしれない、正体隠匿系・人狼系ゲームだ。

昔流行った際に買ってあったけど、やったこともプレイ動画を見ようとしたこともない。
こういうのに対して異様にドキドキするし、誰かとロジックで口論をして騙し騙りで勝ち負けが決まるのが苦手だ。その流れになった瞬間に「できません」と言えばよかったんだけど、なんかできる気がしちゃった。

ただこれもWiiuのブラウザ機能でチャット人狼をやっていた時期があって、会話じゃなければいけそうなんだけど。会話でやろうとすると急激にできなくなる。

募集中に日記をたまに見てくれているって話になって、「よくあんなに書けるなって思って。ほぼ雑誌の連載とかコラムくらい書いてない?」と言われて驚いた。

確かに仕事かよってくらい書いちゃってるし、昨日のコメントですら「密度が高いからゆっくり読ませてもらってる」って言われるくらい、そのまま色々書いてしまっている。

最近はその日感じたことを全部書いていると言っても過言じゃない。露骨な下ネタ以外。

予想外すぎて、返しに「それくらいいっぱい言葉が常に、頭にあるんで……」と言いながらその後黙ってしまった。あまりの寡黙さに自分でも「ホントかよ」と思っていた。

案件を見て1時間ほどで自然に10人ほど集まったことに凄さを感じた。信頼してる同士だとこんなにフランクに人が集まるんだな。でも珍しいことらしい。
遠い親戚の集まりみたいな、こんなに知らない人の知り合い同士がいるの?みたいなアウェイ感もあった。

一度観戦し流れを見て、一番無理なやつじゃんと思った。
トイレ離席をしつつ冷静になっても、昨日おとといの会話すらできなかった心理状況でこれをやるのは到底無理だ。

知らない人込みの10人の会話、息苦しい。たとえこっちがホームだったとしても心臓がバクバクする。聴けそうで聴けない会話が入り乱れていて、休み時間の教室に戻ってきたみたいな気持ちを思い出して、誰も悪くないのに勝手にちょっとだけしんどくなった。久しぶりの感覚だ。

お喋りになったはずの自分が途中から一言も発せなくなって、ミュートのなかでは抜けづらいから霊界(ゲーム外)の会話になった瞬間に伝えて退出した。ゲーム進行上、謝るほど気にすることはない。本格的に向いてないことがわかった。

リア友のサーバーも動いていたけど、心労していて何もできず寝た。6人程度で間が充分取れる会話は楽しいけど、人数が多いと見計らおうとするから苦しくなる。最近までこの自覚がなかった。

自分から疲れを受け取りに行ってしまっている雰囲気がある。遊びが無条件で楽しいと思っている子供みたいな気持ちがあって、自分のNGを把握できずに動いているような。

キャパがそう多くないのに、情報自体は好きだからタックルしていってしまう。仮にキャパが全員100あるとして、僕が1感じ取って3思う人間なら他人より3倍早く疲れることになる。

基本雑だし、HSPみたいなものでは全くないと思うんだけど。HSPを自称して本気で悩んでいる友達の話を聞いても、さほど共感できないし。これ思い出した。

「豪快と人見知りは意外と両立する」「2mmくらいの隙間を生きてる」「可愛げを育てていくしかない」って、いい言葉だな。

今、整理期間かもしれない。
積極的に変わろうって話でもないけど、いつの間にか変わっていってる自分を理解して、コントロールできるようになりたい。

完全に余談も書く。
昨日はニャースとチョッパーのことを書いたんだけど、同様おおかみこどもの雨と雪も好きだ。
サマーウォーズには遠く及ばないけど、感じるものが多くて嫌いじゃない。サマーウォーズは会話中に使っちゃう小気味いいセリフがいっぱいあって、別枠として一番好き。細田守サイコー!というよりは奥寺佐渡子サイコー!という気持ちがある。今日はWikipediaを貼ってみている日。

どっちにもなれてないけどどっち行く?みたいな話だ。サマーウォーズみたいな爽快感を求めた人は気持ち悪さがあるだろうけど、戸惑う心情が変にリアルだ。

……僕ね、ヤマセミ見つけたんだ……。すごく立派なヤマセミ……。今日は僕にも捕れそうな気がしたんだ……。なんだかね、いつもと全然違うんだ……。怖くなかった……。急に、なんでもできる気がしたんだよ……。

溺れかけた雨/おおかみこどもの雨と雪

among usをやろうとした時、コレだった。ただ「やりたい」と思った雨と「やれない」と思った僕では全く違っちゃうか。

遊びでも仕事でも見た目でも気持ちでもいいから、変わりたいというよりは把握したい。把握してしっかり生きたい。

昼更新になってからなんか暗いんだよな~~~!!!
夜更かししてる時の方が元気かも。

元気で。しっかり生きて!!!

花(雨と雪の母親)/おおかみこどもの雨と雪

こなまるでした。

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