クリエイターになった日。

初noteがこんなタイトルになると思っていませんでした。

はじめましての方ははじめまして。こなつ(@konatsu_p)と申します。普段はDTMをしたり、プログラミングをしたりしています。何かを作ることが好きで、分野問わず面白いと思ったことは何でもやるというスタンスでやっています。(技術垢:@konatsu_dev)

ここからは、自分の伝えたい人へ向けたメッセージを書きます。事情を知っている方、その中心にいた方もいますが、なにより、今の素直な気持ちと決意を述べていこうと思います。

最近色々あって悩んで迷走していましたが、やっと考えがまとまりました。
これから応援する側から、応援される側に行きます。


突然ですが、僕自身の話をしていきたいと思います。

僕は、「夢中で好きなことを全力でやっている人」がめちゃくちゃ好きで、正直愛おしくてたまらないです(性別関係なく)。

というか、「美しい」と真剣に思ってます。

特に、何かを創作している人。「どうしてそんな大変なことやるの?」と何度いわれようと、「好きだから」と言って前を向いてる姿が美しくて。創るということにまっすぐで、身を削ってでも全力で作品のクオリティを高めようと必死に頑張っている姿が本当に好きで。

自分もそうでありたいし、そんな人を本気で応援したいと思ってる。

そんなクリエイターがもっと増えれば良いなと。目を輝かせて自分らしく、自由に何かを創る姿をもっと見ていきたいなと。それが自分にとって一番嬉しいことで、この世で一番幸せなことなのかもしれない。

 そんな想いを胸に秘めながら、中高生やサークルの後輩、社会人の方にDTMやプログラミングを教えてきました。もっと自分らしさが前に出るように。世界ってのはもっともっと面白くなるって伝えたくて。

自分はそんな人たちを応援する側であると思っていました。


しかし、先日ある出来事で、自分がどうありたいかわからなくなりました。

簡単に説明すると、あるコミュニティで高い技術力を持つ人を認定する機会があったのですが、僕が選ばれることはありませんでした。技術力には相当な自信があったので、悔しくて涙が止まりませんでした。どこがダメだったのか、その理由を尋ねたところ、「発信が足りない」という指摘をいただきました。

じゃあなぜ自分は発信してこなかったんだろうと、毎日やったことや勉強したこと、そして実際に作った成果を周りに見せてこなかったんだろうと。脳がちぎれるくらいひたすら考えました。

単純に、秘密保持契約上外部に出せないものが多かったというのもありますが、一番は人のやってみたいという純粋な気持ちを潰してしまうんじゃないかという懸念があったためでした。

応援する側であるからこそ、自分の個を出すより周りを応援したくて。人のやってみたいという純粋な気持ちを大事にしたくて、それを踏みにじるように自分がやったことを発信していくのは嫌で。


自分がやったことを見せる(というか、結果的に”見せつけている”)ことで、その人のネガティブな気持ちに拍車をかけることになってしまうのではないかと。周りと比較したときの焦りや嫉妬、劣等感からの行動ほど辛いものはないし、創作はもっと自由で自分らしくあるべきで。

これは、自分の志向と真逆で、一番やってはいけないことだと、そう思ってました。




そんなもやもやした感情を抱えつつ、最近技術ツイートや進捗投稿などの発信を始めてみました。しばらくして、あることに気づくことができました。


それは、僕を応援してくれる人の存在です。


僕と同じ考えを持って、頑張っている人を応援したいという気持ちでいる人がいる。

その人たちの対象に、僕が入っていることが嬉しくてたまらなくて。そっち側に行ってもいいんだと言ってくれているようで。


もっと前を向いていかないといけないと思った。


こんな僕がやっていることをちゃんと見てくれている人、応援してくれる人がいる。

じゃあ、その人たちが一番喜んでくれることってなんだろうって。


そんなの、自分が一番よく知っている。



自分らしく、自由に、夢中になっていることを全力でやっていくだけだと。



こんな当たり前なことにも気づけないなんて、改めて視界が狭かったなぁと思う。こんなことがなければ、多分一生気付かなかったと思う。

自分はやっと、クリエイターになれたのかもしれない。


これからは周りと比較してどうこうじゃなくて、自分のやりたいことを真剣にやって、発信して、伝えたい人に伝えられるように、全力でやっていきたい。


そんな、「美しい」クリエイターになりたい。


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