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楽しい!語学系のよもやま話マガジン

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語学関係なら何でも!つれづれ書いていきます。台湾語・華語・ブヌン語・韓国語・広東語・ベトナム語・フィンランド語・モンゴル語・・・色んな言語を学んできた筆者ならではの見解を述べてい… もっと読む
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2021年8月の記事一覧

【イチオシ台語動画!】『逐工一句』(Ta̍k-kang tsi̍t-kù/タッカンチックゥ)知ってる?

【イチオシ台語動画!】『逐工一句』(Ta̍k-kang tsi̍t-kù/タッカンチックゥ)知ってる?

突然ですが、みんな、『逐工一句』(Ta̍k-kang tsi̍t-kù/タッカンチックゥ)見てますかー?
公視台語台(コンシータイギィタイ)の番組なんですが、これがもう、めっちゃくちゃ面白いんです!
毎回一つのテーマに沿った台湾語を、3分ちょっとで、面白おかしく紹介してくれます。
何が良いって、まず、主持人(tsú-tshî-jîn/プレゼンター)の「又仁」さんが、すんごく芸達者! 

お医者さん

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『斯卡羅』(スカロ/Seqalu)という台湾歴史ドラマが始まりました!

『斯卡羅』(スカロ/Seqalu)という台湾歴史ドラマが始まりました!

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台湾で、『斯卡羅』(スカロ/Seqalu)という歴史ドラマが始まりました。「これぞ台湾の大河ドラマ」と第一回から大好評です。劇中では主にパイワン語、客家語、台語、英語が使われています。すごい多言語!
原作は、陳耀昌氏の小説『傀儡花』(邦訳:フォルモサに咲く花)、舞台は1867年の屏東県恒春半島。米国商船「ローバー号」が沖合で難破したことから起こった「ローバー号事件」を描いたもの。
8月

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東方書店さんと内山書店さん訪問。

東方書店さんと内山書店さん訪問。

数日前、神保町の東方書店さんと内山書店さんへ営業に行きました。学生の頃何度も通った老舗書店さんに、自分達の本が置いてあるのを見るのはとても嬉しかったです。台湾で出した書籍もバッチリ並んでて、さすがの品揃えだなぁと感心!
ついでに、大学時代の先輩に20年ぶりにバッタリ再会しました。やっぱこの業界って狭いなあ。

↑台湾語コーナー、昔に比べて随分増えた。拙著もちゃんと置いてあって嬉しいぞ~。営業課の方

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ミニエッセイ「私と台湾語」

ミニエッセイ「私と台湾語」

 私と台湾語の出会いは、覚えていないほど小さい時。台湾語研究者の祖父 王育徳(おういくとく/Ông Io̍k-tik)は、私が5歳の時に他界していたため、残念ながら祖父の台湾語を直接聞いた記憶はありません。

 けれど、アマァ(祖母)が時々電話で急に話し出す「ホー」とか「ヘー」とか言っているのが「台湾語」ということは知っていましたし、「ヒーソー(魚のでんぶ)」・「ローヌン(煮玉子)」など、食べ物の

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