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【パラ陸上 | あれこれ #31】2023年の振り返り 「パラ陸上世界選手権Paris」観戦記 ①

 パリパラリンピックまで、約1年に迫った時期に、🇫🇷パリ🇫🇷でパラ陸上世界選手権が7月8日から17日の日程で開催されました。
 関係者の皆様のご配慮をいただき、現地で観戦することができましたので、観戦記を残しておきたいと思います。
 パラ陸上世界選手権の競技会場となったのは、シャルレティ競技場です。
 こちらは、過去に何度か行ったことがあるので、どちらかといえば馴染みがある場所でした。日本チームもWPAのパリGPがこの会場で行われてきましたので、ある程度想定ができた選手が多かったと思います。
 来年のパリパラリンピックに向けての様々な想定を兼ねることも考えられましたが、パラリンピックはこの会場を使用しないということで残念ですが、それでも渡航や気候的なことについて考える題材を得られたと思います。

 フランス国内がオリパラに向かって大きな盛り上がりがあるかといえば、まだそれほど盛り上がっているようには感じられませんでした。
 例えば、オリパラのことで学校などでの取り組みがあるかどうか、フランス在住の方に尋ねても、あまり感じられないという話でした(後日談で、学校でもオリパラに関する取り組みがあったと聞きました!写真も送っていただきました)。
 フランス国内では、この後、ラグビーワールドカップの開催を控えていたり、人気の高いツールドフランスがあったりと、目まぐるしくスポーツイベントが開催されるということもあり、オリパラへの関心に影響を及ぼしているのかもしれないと感じた次第です。(つづく)

表彰式などを行うセレモニー会場
T64 女子 走幅跳 決勝前
競技場内ではパラスポーツを楽しむイベントが開催されていました。

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