こにのん

ときめいたものや、日々感じたことを。エンタメと餃子を愛しています。

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最近の記事

猫と暮らすということ

トロをお迎えして、ちょうど1年が経った。 もうすっかりトロがいる生活が当たり前になったけれど、はじめての猫との暮らし、はじめて一人で命を預かるという経験は、今までの自分の人生のなかでも大きな決断であり、「この子を必ず幸せにするぞ」という責任と使命感で、やはり緊張もあった。 今振り返ってみるとこの1年で変わったことも多く、自分なりに「猫と暮らす」とはこういうことなのか、というのが実感できるようになってきたので、節目の記録として残しておきたいと思う。 ビビっときた、としか言

    • 「隣町においしいパンを買いに行く」はひとつのご自愛

      スタバで注文するドリンクが、ホットのソイラテからアイスのキャラメルマキアートになった。6月初旬、梅雨の最中ではあるが、今日の東京は最高気温31度。まごうことなき真夏日である。 すっかりステイホーム上手になり、休日もほとんどが家。外出したとしても徒歩10分圏内で完結するような日々だ。 今日も、珍しい平日休みではあるが、いつも通り家で本でも読みながら過ごすかなーと考えていたときに、ふと会社の同僚の人が「隣町におすすめのパン屋さんがある」と教えてくれたのを思い出した。一日中家で

      • 思考整理のために「自分棚卸しワークショップ」をやってみた

        近頃、「どうにも言葉がうまくまとまらない」ということが増えた。 文学部を卒業し、Webメディアのライティング・編集を仕事としている身なので、言語化はどちらかというと得意なはずで、表現手法としても文章が一番自分にしっくりくると思っていたにも関わらず、である。 言葉がうまく使えないことは仕事だけでなく、思考においてもコミュニケーションにおいても致命傷になる。 このままではいかんと思い、原因を探りつつ言語化能力を回復させるために「自分棚卸しワークショップ」(勝手に命名)を実施

        • 「好きなことを"ただやる"」推進委員会

          丸一日ひとりで過ごす休日は久しぶりだった。 同棲をはじめてからは基本休日も恋人と過ごしていたし、それぞれに予定があるときも私が外出して恋人が家にいる、ということが多かったため、家に一人で過ごすのはなんだかとても新鮮で、初めて一人で留守番をする小学生みたいにわくわくとそわそわを胸のうちに潜めて友人に会いに行く恋人を見送った。 しっかり二度寝をし、洗濯物を2度回した。掃除や片付けも私にしてはなかなかちゃきちゃきとこなし、冷蔵庫に放置されていたキュウリを消費すべくツナと和えた。

        猫と暮らすということ

          命が還る場所としての「心臓音のアーカイブ」

          ずっと行きたいと思っていた豊島に、先日ついに行くことができた。 瀬戸内海にある自然豊かな島で、ちょうど桜の時期。その日はコートがいらない晴れた日で、それはもう島旅にうってつけの気候だった。 豊島には美術館などアート作品が多く、それらを観に行くことも今回の旅の目的の一つ。 中でも特に印象的だったのが、フランスのアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーによる「心臓音のアーカイブ」だった。 魂の強さと、人間の"生"の刹那性人それぞれの魂の強さと、人間として生きるということ

          命が還る場所としての「心臓音のアーカイブ」

          守られて生きるということ、大人になるということ

          「私たちのハァハァ」という映画を見た。 松居大悟監督作品、クリープハイプのことが好きな女子高生4人が、クリープハイプに会いに行くために福岡から東京へと向かう話。 見た、というか、正確には、5年ぶりくらいに2回目に見た。 私がクリープハイプのことを気になるきっかけになった映画だとか、そんなことをつい語りたくなってしまうのだけど、それはいったん置いておいて。 5年前に見たとき以上に、この映画から匂い立つような「”高校生”のあの頃しかないもの」がより鮮明に感じられた。5年の

          守られて生きるということ、大人になるということ

          衣食住の「住」のハナシ

          家の契約更新が近づいてきた。 もうすぐ大阪から今の家に引っ越してきて2年。7日間の繰り返しの中ではなかなか意識しないけど、こういうタイミングでもうそんなに時間が経ったんだなーと気づくから、2年間縛りの契約もそういう意味では良い機会になっているのかもしれない。 周りの友人も同じく契約更新を迎えるタイミングで、これを機に恋人と同棲を始めたり引っ越しを検討したりしている。ちょっとした引っ越しブーム。 私も波に乗ってみようかなとも思ったけど、自分が過ごしやすいように2年かけてあ

          衣食住の「住」のハナシ

          Official髭男dismは現代のQueenになれるんじゃないかと思った話

          みなさん、『ボヘミアン・ラプソディ』観ました? もはや今更感満載な話題で申し訳ないんですけど、私も例にもれず観てドハマりしたんですよ。 Queen全盛期に生きてたらめっちゃ楽しかったんだろうなー、私絶対ロジャー・テイラーのファンだっただろうなーーって。 一つのバンドが時代をつくっていく瞬間っていうのが何年か一度にあって、ONEOKROCKや、もっと前ならミスチルやスピッツがそうで。 で、タイトルの通り、次の時代をつくるのはOfficial髭男dismなんじゃないかなと

          Official髭男dismは現代のQueenになれるんじゃないかと思った話