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不自由をたのしむ

 子が生まれてから1年と少しが経った。慣れない育児に四苦八苦するなか、最近復職をして、まさに「てんやわんや」な毎日を送っている。
 さて、子が生まれてからも割と気軽に長距離の旅行に気軽に出かけていたわけだけど、最近はそれが難しくなってしまった。保育園に行き始めた子は、月の半分は下痢やら鼻水やら咳やら、何かしらの体調不良を患っていて、「平日に保育園に行くために土日はゆっくり過ごす」必要があるからだ。
 子を保育園に入れた当初は夫婦ともども子と過ごす休日を大事にしようとやや肩に力が入っていたのだが、この現実に直面してからはそれもすっかり抜けて、家でまったりと過ごすことにしている。出かけるのは、基本的には近所の図書館とかスーパー。体調不良のことが多いので支援センターなどは利用しづらい。以前は休日のたびに訪れていたら郊外の大型ショッピングモールとか、町の中華屋とかにも足が遠のいている。
 そうすると大人はちょっとした息抜きができなくてしんどかったりするのだが、こういう不自由な生活だからこそ出来た楽しみもあるなと思って書き留めてみる。

パン作り

 夜に生地を仕込み、冷蔵庫でゆっくり発酵させてから朝焼き上げる高加水パンから始めた。
こねないので、強力粉、ドライイースト、しお、砂糖があれば作れるのも良かった。

 ストウブをあまり活用できていなかったのだが、こちらの本で作ることによって活躍の場が。二次発酵が不要なのも子育て中にはありがたかった。
 それから、「こねない」かつ「冷蔵庫で一次発酵」というレシピにも挑戦。

 こちらの本にある食パンは何回か作った。パウンド型で作れる可愛いサイズのもの。確かフォッカチャも作ったような。

お菓子作り

 混ぜるだけのレシピがメイン。パウンド型でチーズケーキ焼くとか。実家からシフォンケーキ型を借りてきて焼いたけれど、生地に元気がなく、真ん中が割れてしまったり。

 やはり手作りおやつ最大の魅力は砂糖を抑えて作れるところ!ケーキを薄力粉ではなく高野豆腐パウダーやオートミールに置き換えたり、砂糖をはちみつにしたりして、レンチンで作れるガトーショコラや豆乳プリンなどに挑戦する日々。冷凍してお弁当の保冷剤がわりに平日に持参するとなんとなく昼食の満足度が上がったり。

洋裁

 自宅にミシンがあるので、数年ぶりに引っ張り出してみた。保育園でつかう図書袋、お着替え袋など作ったり、余った布で無料型紙利用してリュックを作ったり。今は園バッグの制作の構想をしているところ!
 基本はYoutubeを見ながら作っているのだけれど、立体物って動画を見るのと見ないのでは難易度が変わるような。

 持ち手が指定より長くなってしまう、なんてトラブルもあるけどそれも手作りの良さだと思うことに。

 どれも極めるのは長い道のりが必要なものだけど、子が小さい今だからこそできる範囲で無理なく楽しもうとと思っている。これからも気の向くままに楽しもう。

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