4本目:『勝手にふるえてろ』

細切れの時間で進められる読書と比べて、映画は2時間まとまった時間を取る必要があるので、ついつい鑑賞ペースが遅れがち。

それでもやはり映画館が好きなので、リフレッシュもかね仕事終わりに『勝手にふるえてろ』を観てきた。

女子向けの恋愛映画という感じなので、どうかなあ、、と思っていたけど、周りの評判がいいし、主演の松岡茉優のこのエピソードをみて、面白い人だなあと興味が湧いたので、観てみることに。そしたらとてもよかった。

冒頭からずっとテンポがよく、ちょっと変わって明るい雰囲気だし、何より松岡茉優演じる主人公の、妄想がちで半分ファンタジーな世界を生きている感じがすごく楽しく、映画を通じて主人公の主観的な世界にどっぷり浸れたのが面白かった。

同じ世界でも、人によってはこんな見え方するのか。と新鮮な発見。

映画の見所は、主人公が10年間憧れてきた中学の同級生とやたら慕ってくる職場の同僚、果たしてどちらを選ぶのか。というよりも、その間で主人公はどう揺れ動くのか、というところが見所だと思った。それくらい、松岡茉優演じる主人公のチャーミングさでこれでもかと勝負をかけてきた作品だった。よきエンターテイメントでした。

こんな子が近くにいたら、ちょっと引きそうだけど、やっぱり魅力的なんだろうなあ。と思いながら家路に着きました。

Twitter(@konishi36)もやってます。

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