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サッカー技術 ~柔らかいタッチの謎~

ボールタッチが柔らかい選手がいます。ボールが足に吸い付いているかのように自在にボールコントロールします。見ていると「あれだけ自由にできればサッカー・フットサルが楽しいだろうな~」と思います。

皆さんもサッカー・フットサルで、ドリブルした時や足元でトラップした時にボールタッチが大きくなり過ぎて、ディフェンスに取られたり、ボールがラインより外に出てしまった経験があるはずです。

私もサッカー・フットサルを始めた頃は柔らかいボールタッチができなくて、いつもミスばかりしていました。しかし、ボールタッチが柔らかくなるとボールを自由に扱うことができ、ボールを失う可能性が極端に減ります。

では、そもそも柔らかいボールタッチとは何なんでしょうか?

答えはズバリ!

「足首と指を器用に使っている」です。

人体の構造上、胴体を中心にして、先へいくほど細かい動きができます。腕で考えるとわかりやすいと思います。例えば、肩より肘の方が微調節や細かい動きができ、肘より手首の方がもっと繊細な動作ができます。そして、1番は指です。物を投げる、ドアを開ける閉めるなど、ダイナミックな動きは肩や肘などを多く使いますが、箸を使う、鉛筆で字を書くなど細かな動きは手首や指先を器用に使って動作します。これは、足でも同じことで、股関節より膝、膝より足首、足首より指が微調節や細かい動きが可能です。

と、言うことは「足首と指を器用に使えば良い」となるのですが!

ここで重大な問題があります。

日常生活で人は足の関節をほとんど使っていない!ということです。

手は生活をする上で、コップを持つ、髪の毛を洗う、パソコンのキーボードを使うなど、数えたらキリがないくらいに細かい動きをたくさんしていますが、足に関しては、ほとんど使いません。実際に試してもらえればわかりますが、歩く動作にしても関節はほとんど曲がっていません。

実は!自分の足は非常に不器用なのです。

この自分の足は不器用というキーワードを頭に入れた状態で、足を器用にする練習、特に足首と足の指を器用に動かす練習をすれば誰だって柔らかいボールタッチが可能になります。練習方法については、

つづく



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