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「三宅裕司のヤングパラダイス」のハガキ職人をしすぎて高校受験に失敗した話

インターネットが普及する前(Yahoo日本語版が出来たのが1996)に受験勉強をしていた世代はラジオ世代だと私は思う。

私は、中学に入ると(1983頃)自分専用の勉強部屋がもらえて、自分の部屋で勉強をするようになった。部屋にはテレビは無かったがラジオが買い与えられた。

良く聞いていたのは「三宅裕司のヤングパラダイス」(ニッポン放送)で、今でもドカンクイズ、恐怖のヤッちゃん、水戸様の怒りなどのコーナーを音の感覚として鮮明に覚えている。

中学校では放送内容が毎日話題になっていて、「作り話を考えて」恐怖のヤッちゃんコーナーにハガキを送ろう!と盛り上がっていた。
ヤクザなんて見たこともない私が下手くそなヤクザ遭遇体験ハガキをニッポン放送に送ったりしたし、友人はなんと度々ハガキがラジオで読まれていた。(私の意味不明なハガキは読まれたことはないはず)

当時、こういうバカ中学生は全国にいたに違いない。放送作家もハガキを選ぶのは大変だっただろう。

ヤンパラは青春の1ページだし、今でも中学時代の友だちとの思い出と言えばヤンパラだ。

放送時間が22:00-24:00で、勉強のゴールデンタイムにラジオを聴いていて、意味不明なハガキを書いていたのだから成績が上がらないのは当たり前だ。

実際、高校受験に失敗して第2希望の県立高校に進学した。

そんなにヤンパラが好きなら帰宅してからせめて22:00までに一生懸命に勉強して、22:00から24:00まで思う存分ラジオを聞けば良いだろうと、今なら思うが、ヤンパラの前にショウアップナイターで大洋ホエールズの応援を一生懸命していた記憶があるので、考えれば考えるほど全然勉強なんてしていない。

当時(1984-1989くらい)はスマホはおろかネットすら無かった時代だが、ラジオを聞いたり、デラべっぴん(1985-)を部屋に持ち込んで自家発電を グラビア写真鑑賞をしたりして娯楽にかまけて全然勉強なんてしてなかったなと自信をもって言える。

最近の若い子たちはスマホ依存、ゲーム依存が勉強の妨げになっていると言うが、スマホなんて無い当時からスマホがなくても勉強しないやつは勉強しない。

それが私だ。(笑)

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