見出し画像

気を楽に生きる

言葉尻を捉えて、もはや同じものとして扱われている語句を、別々の意味で解釈し直す遊びに入れ込んでいる。
聴き心地なのか語呂なのか、その言葉の何かが自分の潜在意識へ突き刺さり、瞬く間に自分の習慣へ溶け込んでいく瞬間がある。
そんな意味で言葉は、人生をよりよく生きる道具として非常に役に立つ。


最近では、「もう少し肩の力を抜いて生きたい」と思った時、「楽にいく」より「気楽にいく」という言葉の方が刺さったということがあった。

「気楽にいこう」や「気楽に生きる」と言えば、その人自身が弛んでいると思われがちだが、「気を楽にする」と一度読み替えることで、自分をケアし、境遇に対して広い心を持つ…といった意味づけが芽生えるように感じる。

例えば、「楽に仕事をする」となると退屈な節が拭えないが、「気楽に仕事をする」となれば自分のペースを守れている感覚になる。

「言霊」は信じている人間なので、こうやって読み替えていくことは自分にとって、また言霊に興味のある人にとってもエネルギーの源になろう。


だから今日も、気を楽にして生きていこう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?