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一日を振り返った時

思い返した時、自然の映るコマが多かった1日は、とくに充実と落ち着きがあるように感じる。

朝早く起きて、きらきら輝く太陽を目にしたこと。
落ち葉が擦れる音を聴きながら、街路樹の下を歩いたこと。
部屋に居る観葉植物たちと触れ合ったこと。
夕陽の見えるカフェで、チャイを飲んだこと。


以前はというと、

隣人のアラームで叩き起こされ、まずコンクリートが目に入ったこと。
自然とは程遠い地下を歩いたこと。
地上の交通機関に乗り換え、少し山が見れたと思いきや、アッという間にコンクリートの要塞へ突っ込み、また地下を長く歩いたこと。
一日中地下のビルの中に幽閉され、見渡す限り人工物しか無かったこと。
地上へ解放されたときは既に日は沈み、明るすぎる街の中では星ひとつさえ見られなかったこと。


それぞれのシチュエーションにおける回想文を見ても分かるように、コンクリート地獄に長い間居れば、頭の中がどっ散らかって煩悶も増える。

自然に還る日は、適切に取り入れていく方が良い。


また、野菜の多い食事や、木の皿や、花が描かれたカップ、精油の香りや有機栽培のお茶。
生活の中にある、人工的に色付けされた節々を、自然と繋がる時間に置き換えていきたい。


noteの中でも、文の中に花や自然があるような、抒情的なエッセイを書いていけたらと思う。


お昼時の日光浴。
彼らの気持ちよさそな姿を見て、
その穏やかさを共に感じる。
ヴィンテージの器は、それ自体が歴史を背負っている。
だから、「生きている」と感じるのだ。

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