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【詳細編①】ママが一人旅に行ってきた

先日、ついにママ、一人旅に出ました。
最高ー!って話をサクッとご覧になりたい方は
こちらです。
はしゃぎすぎたのか風邪をこじらております。


「行ってらっしゃーい👋」幼稚園バスにいつものように手を振る。平常心で。

「よしっ!行くぞ!」
本当にいけるんだ。
ママ、一人旅の幕開け。

今回の行き先は横浜。
私の好きな海外アーティスト「Sam Smith」のコンサートに行くため。
観光ではない。

彼が来日すると分かったのは6月ごろ。
インスタでアジアツアーの日程に
「YOKOHAMA」の文字が!
これは行くしかない。

軽々と書いているけれど、私はLIVE好き人間ではない。
なんなら家でBOSEで大音量で聴いている方が好き。
LIVEで叫んだり飛び跳ねたり「しないといけない」のが好きではない。
でも。
私は決めていた。
大好きなセリーヌディオンとサムスミスが来たら絶対にLIVEに行くと。
会いに行くと。彼らに会う機会がLIVEしかないので、LIVEに行くのだ。

一時期、あまりに彼らが来ないので私の方から行ってしまおうかと
海外のライブや航空券を調べていた。

2018年にセリーヌディオンが来日。
下の娘を妊娠中に行った。
セリーヌが登場した時感動しすぎて嗚咽するほど泣いた。
隣にいた付き添いの姉は、
産まれてしまうんじゃないかと心配しすぎてセリーヌどころではなかったらしい。

セリーヌはコンプリート。
後はサムだけ。
と言うところに来日発表されれば
行くよね。

LIVEは金曜日夜7時から。
終わるのは9時過ぎ?
そこから新幹線で自宅に帰れるか?
帰れないよねーってことで(走ったら最終に間に合うけど)
宿泊決定!
もしかして、これは一人旅のチャンス!?
家族で行くことも考えたが、
息子の学校が終わってから行く?
ライブ中パパと子供達は何する?
人数分の新幹線?車?
えーい!めんどくさい!一人で行こう!!

まさかサムからの一人旅が実現するなんて。
棚からぼたもち的な?
以前から一人旅はいつかして見たいと思っていたが
こんなにも早くチャンスが巡って来たなんて。

きっと口実が欲しかっただけ。
勇気がなかっただけ。
行きたければさっさと行けばいい。
でも一人旅するなら家族との方が楽しいよね?
家族旅行に慣れ切ってしまった私には
一人旅をするメリットがあまり感じられなかった。

さて、行きますか。と前日からクローゼットに隠しておいたリュックを背負う。
実は今回の一人旅、子供たちには知らせていない。
帰ってきたらママがいない!のだ。

そんなかわいそうに!と思うでしょうが、
そうでもしないと行けないのだ。
もちろん、以前からママは「サムスミスに行く」と伝えてあった。(もはやサムスミスが動詞化している)
でも何日に行くとは伝えてない。
言ってしまえば、ママ行かないでと泣かれて、幼稚園行きたくないとなられても嫌だ。泣かれてしまえば終わり。ママのココロはぎゅーっとなって。LIVEとホテルは辞めます。と言いかねない。ママは子供のためなら
自分の予定なんて簡単に捨てられるんだから。
でも今回は絶対に行きたい。行くんだ。
私はなんでもトイレのカレンダーに予定を書き込んでいるが
「サムスミス」は絶対書かなかった。私の頭の中だけに書き込んだ。
日にちをバレてはならない。
だから日に日にLIVEの日が近づいてきても
ワクワクの心を奥底にしまいこみ
顔にも出ないようにいつも以上に普通の顔。

出発の日もいつも通り子供達を見送った。
(帰ったらママいないよぉ〜)

全てはパパに任せた。
この日のために有給を取ってもらった。
上司に嫌な顔されても全部妻のせいです!って言っていいから
絶対に取って!!(嫌な顔されないけど)
パパが休むことはカレンダーに書いた。忘れてもらっちゃ困る。
「パパ休み」ではなく「パパ休む」と書き込んだ。
休む
休まないといけない状況だ。

ママが一人旅に出るとなると
こんなにも周りに色々な働きかけをしなければならない。
仕方のないことだ。

新幹線の駅までパパに送ってもらう。
なんて楽ちんな。
LIVEは夜からだけど
行きたいところや買いたいものは下調べした。
仕舞い込んでいたワクワクたちが一気に踊り出し
心臓がバクバクしてきた。

わー私一人で旅ができるなんて!
やればできるじゃん!!

帰りは明日。何時に帰るかは、気まぐれです!
そう言ってパパに挨拶をして車を降りた。

さぁ、行くぞ!!

新幹線のチケットの枚数の少なさと両手が空いていることに
ソワソワしながらも軽い足取りで新幹線に乗り込んだ。


次回現地での様子とLIVEの感想など②を書きます。
お楽しみに。



instagramもどうぞ
今回はしゃぎすぎてinsta用の写真をまともに撮ってないという。あちゃー
とにかく一人旅が楽しかったのです。


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