見出し画像

【マインド編】ママが一人旅に行ってきた 完

↑前回の続き
↓さらりとママ一人旅のよかったことについて読みたい方はこちら

今回のママ一人旅は最高だったわけだけど。
自分でもこれは流石にやばい。と思ったことがある。
それは、ママになりすぎてしまったが故
求められてないのに自分で自分を犠牲にしようすること。
旅の前日、旅中も何度も子供が寂しがっている、可哀想かも、
ママー!って言っているかもしれないと勝手に想像して
勝手に胸がぎゅうと締め付けられた。
名付けて
「ママー!ポイント」

今回の旅で起こった「ママー!ポイント」をご紹介。

子供が熱を出した→やっぱり一人旅キャンセルしようかな

私の出発前日に娘が風邪で熱を出した。
元気ではいるけど。
子供が熱出したら、もうキャンセルするしかない。
仕方ない。

ん?行くのは私一人。
子供は関係ない。置いていく。しかもパパは在宅だ。
全てをパパに任せれば私は問題なく旅に出られるのでは。
子供は寂しがるかもしれないけど、キャンセルするほどではない。

パパはいいよね、っていう話ではなく。
子供が体調不良の時、私一人で看病して何度も乗り切ってきた。
パパはそれに関係なく仕事もプライベートな予定もこなしてきた。

だから私だって同じことができるはず。
看病は私でなくてもいいんだから。

看病=私
を勝手に私が自分自身に刷り込んでいた。

ママー!ポイントが発動してしまっていた。

ママがよかったー!泣→帰ろうか?

娘は夜中のうちに熱が下がり私の出発の朝には元気になっていた。
そしていつも通り幼稚園へ行った。

無事子供を送り出し一人旅がスタートした。
娘の迎えの時間や息子の帰宅時間、宿題のチェック欄の記入など
色々パパに教えておいた。

そして娘のお迎えの時間が少し過ぎた頃
パパからLINEが来た。
「ママがよかったーって号泣してたよ。」

あぁそうか、やっぱり。
可哀想なことしちゃったかな。
ママがいなくて泣くなんて、
きっと夜も大泣きするかもしれない。
「今から帰れば間に合うかも。ホテルはキャンセル…」

ん?
これまたママー!ポイント

誰が帰ってきてと言った?(娘は泣きながらそう思っていたかも)
パパは大丈夫だよっと言って私を送り出してくれた。
今ここで帰宅したらパパの厚意を無駄にしてしまう。
LIVEを思いっきり楽しんで一泊してくるのが
私もパパにとっても嬉しいことなんた。

子供が大泣きしているのを想像して
一瞬でも帰ろうとした自分の
ママ具合にちょっと引いてしまった。
流石にそれはやりすぎでしょ。

今日は一人で楽しんでいいんだよ。

自分でそう言い聞かせて納得させた。

子供の様子が知りたい→写真送って!

一人旅を満喫しながらも子供の今の様子が知りたくてたまらない。
宿題やってるよ→写真送って
ゲームしてるよ→写真送って
公園で遊んでるよ→写真送って

離れている分、気になってしょうがない。
というかちょっと寂しくて子供たちの顔が見たい。

でもパパは元々頻繁には写真を撮るタイプではないので
そんなに送ってくれない。

一枚くらい送ってよ。

公園にたまたま居たママ友が
主人と子供達が遊んでいる様子を遠目から写真を撮ってくれて
LINEに送ってくれた。

なんか普段通りだな。
パパと子供達がお友達と一緒に特別楽しそうな感じではなく
いつも通りに遊んでいる様子がそこには映っていた。

それを見て安心したのかもう写真をせがむのはやめた。
パパと子供たちの時間は彼らのものだ。

それに、今日はとにかく一人の時間を楽しもう。
一旦家族モードはoff。

ママー!ポイントは無意識に出てきてしまうのだ。


今回の一人旅
LIVEは最高に楽しかったし、
朝ホテルの周りを散歩したり
コーヒーもゆっくり飲めたし。
満喫できた。最高すぎた。

今回一人になってわかった。
ママー!ポイントが随分出やすいモードになっていた。
でもパパに任せて何も問題なかったし
子供達は多少寂しがったけど朝を迎えることができたし。

私がいなくたって家のことは大丈夫なのだ。
それが今回気づけたのはとてもでかい。
旅に出ていなかったらひたすらママー!ポイントを発動させて、
自分を犠牲にしていたかもしれない。勝手に。
まだ一人旅なんて早いんだ。
もう少し子供が大きくなってからにしよう。
なんて思っていたかもしれない。

でもこれって思い込みかも?
旅に行きたければ行く。
ママもそうしてもいいんだ。
もっと自由に縛りすぎず
自分の『したい』を大切にしようと思った。
だからまた一人旅したいな。


帰宅して子供達と再会。お互い少し照れながら
おかえりー
ただいまー
を言い合った。

『なんで私のこと置いて行ったの!?行きたかった!』
娘の第一声。
すでに彼女も旅行好き?





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?