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どんなお土産が好き?〜年齢別編〜

年齢によって欲しいものが変わりますよね。
そうなると欲しいお土産も変わってきます。

最近は
『道の駅』の看板を見かけると
テンションが上がります。

地元で採れた新鮮でお安い野菜、
◯◯さんが作った無添加梅干し、
「名物!なんとか餅!」

みたいなやつがそれぞれの道の駅で売られていて
それらは場所によって特色があるので
道の駅巡りは楽しいわけです。

もちろん、お土産をもらう時も同じく。
どんなものも頂ければ嬉しいけれど
地元の野菜や果物をもらうと
本当に嬉しい。
そしてやっぱり美味しいんですよね。
その土地のパワーが詰まって味がしっかりしていて
近所のスーパーで買うそれらとは全然違うように感じます。

食べながら、
行ってみたいなぁ、どんなところだろう
その場所のことを想像してお土産を楽しむわけです。

そしてふと、気づいたんです。

「いつの間にかこういうお土産を好きになってる」

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子供の時はお土産と言えば
キーホルダーやぬいぐるみが定番でした。
とにかく女子的に可愛い!と思うものを
おねだりしては
買ってもらっていました。

昔々、私がまだよちよちしていた頃
家族と豊川稲荷に行ったとき
泣き叫びながらお土産屋さんで売られていた
「キツネのぬいぐるみ」を
欲しがったそうです。

私にはその記憶はありませんが、
このキツネ事件は我が家の定番盛り上がり話として
度々語られています。
どこにでもあるようなキツネのぬいぐるみを見て
「つゅつゅねぇーーーー!(キツネ)」と店先で騒いでたら
それはもう、黙らせるためにも買わねばなりません。
親はぐずる私をなんとかしようと大変だったことでしょう。

今もそのキツネは実家に大切に保管されていますがとにかく欲しがった記憶は私にはないので
ずっと実家にあるぬいぐるみとして私はその子をちらっと見るだけです。

あのとき、
ものすごくそのキツネのぬいぐるみにときめいて
欲しい!!と、思ったんでしょうね。

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小1のときに行ったハワイでもそんな感じでした。
観光客向けのギフトショップでくるくるストローを見つけて
それをものすごく欲しがりました。
どっかのアニメでも見てたんでしょうか、
吸い上げるのに時間がかかる、くるくるしたストローが
なぜか私の心にヒットして
そのストローで麦茶を飲んでいる自分の姿を想像していました。 
完全に胸がときめいていました。

今の私が見たら、洗うのめんどくさいだろ、
と言って買わせないようにしそうですが、
子供のときめきポイントって大人には理解しがたいものがあります。
その時には輝いて見えるものなのです。
その逆も然り。
子供には大人のときめくものはさっぱりわからないようです。

私の祖母は旅先でいつもお土産を買うのに忙しそうでした。
あそこの饅頭じゃないと!
これはここでしか売ってない!
せっかくだからもっと買っておきなさい!
祖母もやっぱり食べ物系をたくさん買って喜んでいましたが、
幼い私には何がいいんだかさっぱりわからなかったです。
饅頭なんてどこも同じだろう、と。
でも今ならわかります。お土産と言えば食かな。
自分のものというより家族みんながが喜ぶ美味しいものが欲しい。
あの頃の祖母は自分のためのお土産というより誰かのために買って
喜んでいたのかもしれません。

旅を通して欲しがるものが変わってくる。
当然のことで、どうってことないけど、
お土産選びの変化で自分が大人になったような気がします。

そしてこんなにお土産にパッションがあるのは
やはり女子的感覚なのでしょうか。
現在我が娘もお土産選びで
イケイケどんどんしちゃってます。
水族館に来てるのに犬のぬいぐるみを欲しがる娘を見て、
「水族館と全然関係ないやんっ!」とツッコミたくなりますが、
さすが、私の娘。水族館でワンちゃんにときめいたのね!
なので仕方なくそれをお土産として買ってあげるのでした。
そこで買ったものが「お土産」になるのだから。

いくつになってもお土産選びは楽しいですよね。


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