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チバユウスケさんが亡くなられた。

本日、チバユウスケさんが食道ガンにより亡くなられた事を知りました。55歳だそうです。僕と5つしか変わりません。

僕がチバユウスケさんを知ったのはもちろんミッシェルガンエレファントでご活躍なさっていた時期です。

確かスペースシャワーTVで世界の終わりGet up LucyのMVを観たのが最初の出会いだと思います。

その後のミッシェルのご活躍は皆様ご存知の通りだと思います。僕の印象で恐縮なのですが、先ずミッシェルというバンドを聴いた時の第一印象は、こんな本格的なロックンロールバンドがこんなに売れるなんて日本変わったかも…なんて偉そうに思った事を覚えています。

と言うのもそれまでの日本のロックバンドの楽曲はどこか歌謡曲っぽさが残っていて、その情緒的なメロディが受けていた感じでしたが、ミッシェルはそういった感じは微塵もなく、本当に純粋にロックンロールでした。

今までであればこういった楽曲は一部の洋楽ファンにのみ受け入れられてきた様に思いますが、ミッシェルの場合はそのスタイリッシュさも手伝ってより幅広い層へと受け入れられていて、それがとてつもなく凄い事だなぁと思っていました。

次にチバさんの印象を以下にあげます。

①声質が格好良い。
とにかくロック向けのハスキーな声質がとても格好良い。

②ルックスが格好良い。
ロックバンドのフロントマンの必須条件ですね。
ツイストを踊っている姿が好きでした。

③歌詞やタイトルの言葉選びが秀逸。
日本語で本格的なロックバンドをやる際に必ず大きな壁となるのが歌詞だと思います。英語であれば問題ない様なラブソングやプロテストソングも日本語だと直接的過ぎて気恥ずかしくなる事が多いし、かと言ってただそれっぽいだけの無意味な言葉の羅列では退屈になってしまう…チバさんはその中間を漂う意味深な言葉を選んでいる感じがして、詩人だなぁと思っていました。

Chicken Zombiesというアルバムが好きでした。

心よりご冥福をお祈りします。
しかし今年はミュージシャンの訃報が多いですね…。



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