こんにちは、紺野うみです。

突然ですが、皆さんは「ストレングスファインダー」というものを知っていますか？

これは、端的に言うと「強み探索システム」。

アメリカの組織コンサルティング会社であるギャラップ社が開発した、個人の持つ「強みとなり得る特徴」を分析してくれる画期的なツールなんです。

私も、このツールを人に教えてもらったのですが、これがまた……とても面白く参考になる！　と思ったので皆さんにもご紹介します。

これは有料のツールなのですが、それだけの価値があるように感じる内容でした。

Webサイト上で177個の質問に答えていくことで、自分の強みを知ることができるのです。

「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向け、それを活かすことで最大の能力を発揮する」

ストレングスファインダーは、この考えに基づいて作られました。

開発にあたってギャラップ社では、強みの源となり得る才能を見つけていくために、人が持つさまざまな能力をあらゆる角度から抽出して分類し、最終的に34種の才能分野＝「資質」として特定しました。

ストレングスファインダーの結果で分かるのは、その中から自分に最も強く表れている、上位５つの資質です。

実際の例として、私の結果を挙げてみましょう（笑）

① 最上志向

平均以下の何かを、平均より少し上に引き上げることにはさほど意味を見出さない。
平均以上の何かを、最高のものに高めることにワクワクする。
いったん強みを見つけたら、それを伸ばして磨きをかけることに夢中になる。

② 未来志向

希望あふれる未来に魅了される。
過去や現実の失望や絶望を、未来への期待に塗り替える。
他の人にも、未来への期待やエネルギーを、明確なビジョンとして与えることができる。

③ 戦略性

最終目的に合う、最善の筋道を見出すことができる。
起こる可能性のある障害の危険性を、正確に予測できるので、取捨選択の能力に優れる。
過去の事例から学ぶことで経験値を増やし、自分の持つ「戦略性」をさらに高めていく。

④ ポジティブ

人を褒め、微笑みかけ、どんな状況でもポジティブな面を探す。
陽気と言われることも多いが、人はその明るさや熱意に影響を受けて、世界がより良いものに見えてくる。
人の気持ちを明るくする方法を、必ず見つける。

⑤ 個別化

一人ひとりが持つ「ユニーク」な個性に興味を惹かれる。
個性を覆い隠すのを嫌い、人を一般化したり類型化するのではなく、違いに着目することで一人ひとりの最もよいところを引き出すことができる。

なるほど、これはすごいな……と思いました（笑）

心理学の自己分析を通じていろいろと自分を見つめた後に、このツールを試してみたのですが、たしかに私の特徴と言える内容でした。

これを自分の「強み」としてしっかり意識できれば、より自分らしく楽しく、人の役にも立てる人間になれるということです。

この「特徴」は全部で34種ありますから、ぜひ「ストレングスファインダー」で調べて、他にもいろいろ見てみてください。

こういった「出てきた傾向性」を日々の仕事や人間関係の中で効果的に使うことで、自分をよい状態で活かすことに繋がります。

自分のところで上がってきた5つを他の人に読んでもらうと、自分では呼吸をするように自然で当たり前の感じ方・考え方・行動の仕方が、他の人にとっては普通でなく、むしろ難しいことであるというのが分かるのです。

それが、つまり自分の「強み」なんですね。

このツールは企業でも活かされているようで、仕事を会社という組織の中で行う場合は、それぞれの「役割」を大切にするべきです。

チームである以上は、人間誰しも持っている「得手・不得手」を、よい状態で活かすに越したことはありません。

「不得手」を無理に克服するのは、それだけで大きな負荷かかります。

苦手を改善しなくてはならないのですから、ストレスも、時間も、労力もかかります。

それよりも、もっと一人ひとりの個性を大切にして、お互いに助けあいながら、みんなが生き生きと働ける方がいいじゃないですか！

（このあたりの考え方が、まさに「最上志向」や「個別化」その他の特徴とリンクします。笑）

楽しく、やりがいがなければ、仕事は辛いだけでモチベーションが続きません。

どんな場所でも、人は補い合いながら生きていくものです。

誰にも、良い面もあれば、悪い面もある。

当たり前のことです。

こういったツールを駆使することも、人生で自分の可能性や得意分野を活かして生きていくためには、良い方法です。

自分を「客観的」に分析し、特徴をピックアップしてもらえるのは、貴重なことだと思いませんか？

自分の得意を見つけて活かすことは、自己肯定感を高めます。

さらに、より自分自身の存在を「世のため、人のため」に輝かせることができる、素敵なきっかけになるはずです。

皆さんも、興味がありましたら「ストレングスファインダー」、ぜひやってみてはいかがでしょうか？

【ストレングスファインダーの受け方】

①アクセスコード付きの書籍を購入する

②ギャラップ社のサイトで直接アクセスコードを購入する

①か②かのどちらかの方法になるのですが、個人的には①の方が、書籍の解説がそのまま見られますから、おすすめですね。

「ストレングスファインダー」で検索すると出てきますよ！

時期を空けて何度か試してみても、おもしろいと思います。

その時によって、少しずつ結果が変化したりもします。

このテストは一回受けるごとにお金はかかりますが、一度書籍を買っておけば、若干安く再び試せるはずです！

経験などで、人の強みも少しずつ変わっていくものですから、自分の変化を見つめるのにも役立つと思いますよ。

それでは、また面白そうな「客観視」の方法を見つけたら、こんな風にお伝えしていきますね！