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みのべの原点 〜第三章〜

看護師、ケアビューティスト
Beauty Japan近江大会2024ファイナリストとして活動しているみのべこのみです😊

自分の原点について思うがままに書いています。

いよいよ看護師編。
お付き合いいただけたら嬉しいです✨


1.《ただいま滋賀♡》

大学卒業後は大阪から滋賀に帰ってきた。

就職先には大学病院を選んだ。
たくさんの症例を経験できそうだったから。


私は呼吸器内科・外科・救急病棟へ。
同期100人近くいたが、
その中で同じ病棟の同期は6人✨


就職した病棟は本当に
本当に忙しかった・・・

外科も内科も救急も。

ついていくのに必死。

覚えることに必死だった。


夜は日付変わるんちゃうかなってくらい
残って看護計画立てたり
記録したり…

今やったら、時間外多くて
怒られているレベル。
でもそれが普通だった。

勉強しなければならないことが多くて
ついていくのに必死だった。

プリセプター(指導係)の先輩は
すごく優しくて
時間が遅くても寄り添って話を聞いたり、
相談にのってくれた。


でもうまくいかなくて
同期のなかでも1番よく泣いていたと思う。

要領も1番悪かった。

私の悪い性格…
すぐに人と比べてしまう。

あの人はもうこんなことさせてもらってる
あれできるようになってる
こんなことも知ってる
もうこんな患者さん担当してる…


できない自分に落ち込む日々・・・

自分で自分を追い込んでいた。


私このまま看護師してて大丈夫かな。
私向いてないな・・・

不安になりながらも必死で食らいついていた
新人時代。


本当にしんどかった。

救いは同期がいたこと

暗くなっている自分に気づいてくれる。

決して見捨てず
愚痴にたくさん付き合ってくれた✨

ご飯行こうと誘ってくれた✨

人に恵まれている
そう感じる✨

2.《看護師のやりがい》

だんだんと仕事にも慣れてくると
担当の患者さん一人ひとりに
向き合い、考えられるようになってきた!


色々な症例の方を担当させてもらえて
重症な方も受け持たせて
もらえるようになった。

仕事の前後に担当の患者さんに
会いに行き、話をしたり、
家族さんとも密にお話しさせてもらったり。

自分が来ることを楽しみに
してくれることが嬉しかった!

自分のことを信頼してくれて
頼ってくれること

何より本当に嬉しかった✨

自分の看護がどんどん
楽しくなってきた!!

急性期から緩和まで
幅広く担当させていただいた中で
1番忘れられないのは
肺がんのターミナルの患者さんを
担当したことだ。

家に帰りたい!最後は家で過ごしたい!
でも状態はどんどん悪化していき
動けなくなっていく・・・

呼吸困難感が強く、
不安が募る患者さん。

家族はこの姿をみているのが辛い
この状態で家に連れて帰っても不安。
でも、本人の望みは叶えてあげたい。


私が担当看護師としてできること
それは・・・

家族の想い、本人の想いを聞き、
主治医へ伝え、
本人も家族も
最期に悔いが残らないように
ベストな環境を整えること。


本人から意思を再度確認し、
自宅へ帰れる準備を早急に進めた。

主治医はもちろん、医療ソーシャルワーカー、
ケアマネ、訪問看護、訪問医、福祉用具
など色々な職種の方で
集まりカンファレンス(話し合い)を行なった。

他職種の架け橋になるのも
看護師の役目だ。

訴えを聞きながら主治医へ相談し、
医療用麻薬を使用し症状緩和してもらった。

在宅調整し、
ついに退院・・・

家族も本人もすごく喜んでくれ
とてもいい笑顔だった✨

その後一週間ほどで患者さんは
旅立たれた。


落ち着いてから
家族さんがわざわざ
病院へ挨拶へ来てくださった。

連れて帰れて
最期の時間を一緒に過ごせて
本当によかった

寂しいけれど後悔はしていないと。

本当に嬉しかった。
看護師として自分がしたことが
人の役に立つことができるんだ!

自分のできることを
一生懸命しただけだったのに、

こんなにも自分を信じて、
感謝してもらえていることが
本当に嬉しくて
とてもやりがいを感じた


なんとなく流れでなった看護師。

でもなんて素晴らしい仕事なんだろう
と感じることができる瞬間だった!

看護師にならなければ
感じることができなかった。

めちゃくちゃ忙しいし、大変だけど
こんなにやりがいのある仕事
なかなかない。

あの時
「看護師」
を選んだ自分本当によくやった!!
褒めてあげたい✨

3.《プリセプター:新人指導》

3年目でプリセプターをした!

プリセプターとは
新人指導のことである。

私が直属で担当した子は
なんと私が以前インターンシップで
担当した子だった。

あの時、私を見て
ここの病院、
この病棟にしようと決めたと。


もう嬉しくて嬉しくて・・・
すごく照れた。
そして愛着が湧きまくった。笑

本当に単純だ!


あの時、私なんも思わず担当していたけれど
影響を与えていたのだ。

いろんな行動に責任を持たなければ
と感じた。

新人指導は大変だったけれど
すごく真面目な子たちばっかりで
一緒に学ばせてもらうこと
ばかりだった。

指導するということは
その子に基盤を作るということ。

一生懸命に向き合った。

かつて自分が新人だった頃に
プリセプターさんにしてもらったように。

こわい先輩じゃなくて
寄り添える先輩でありたい
そう思うながら過ごした。


1年間、新人さんの成長を見守り、
そして私は大学病院を卒業した!


看護師になった私は本当にたくさん泣いて、たくさん悩みました。でも私が一生懸命したことで救われる人がいて、そして感謝してもらえることにすごく喜びとやりがいを感じています!

なんとなく看護師になろうと思ったけれど、この選択はなんだか必然だったのかもしれないと今では感じています✨
あの選択は間違っていなかったと感じています。

次回、みのべの原点〜最終章〜
環境が変わり、優先順位や看護観が変わっていく。
真っ暗のトンネルに迷い込む・・・

またお付き合いいただけたら嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました☺️❤️
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