見出し画像

大人の教養②稽古や学びは教養の扉

教養とは点数をつけられるものではありません。
その人の思索や経験によって深まり
醸されていくからです。
武道や茶の湯、花に折り方など
いにしえから伝わる稽古は
単にその術を身につけるためではなく
目には見えないものを
磨いていくために行われました。
技術を通して霊性を磨き上げたのです。
それを思えばあらゆる稽古や学びは
教養を深めていくための
扉であり、道でありました。
稽古に代わるものは
いくらでもあります。
古典文学などはその代表ですし
日々の仕事や家事にしても
意識をもってすれば
教養を深めるものとなり得るのです。
教養とは
その人が人生をどう受け止めているか
突き詰めれば
そういうことなのかもしれません。



みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。