見出し画像

大人の教養⑦ものごとにとらわれない

自分なりの芯を持つ上では
「これだけは」という大切な何かを
中心に据えたいものです。
特に「人としてこうありたい」という
意識というよりは願いに近いものを
深いところに抱いていたいのです。
そうした、一種のこだわりを
発展させてようとする時
美意識がかたちづくられていきます。
美しくあろうとする時
そうでないものを
排除したくなる時期もありますが
ある段階で超越がやってきます。
三次元での自分は嫌悪を感じても
高次元での自分はすべてを受け入れ
憐憫や時に愛さえも抱いている。
その時、とらわれない世界が出現します。
とらわれない、こだわらない、かたよらない。
こだわりがあるからこそ
至ることの出来る境地なのです。






写真:魚住心

みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。