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心の老化

心の年齢は実年齢とは異なります。
若くても老いている人もいれば
年を重ねて若々しい人もいる。
白洲正子は
「私たちが恐れなければならないのは
 顔の皺より、心の皺のよることだ」と
一刀両断しました。
顔の皺は見えても、心の皺は見えません。
ただ、心の目で見れば
心の皺が顔に現れているのがわかります。
まず目。
「目は口ほどにものを言う」といいますが
生き生きとした命の輝きがあるかどうか。
そして口もとです。
気づけば「への字」になっていませんか。
さらに眉間。
ピリピリとした神経質な陰りが見えたら
それは不満や苛立ち怒りが表れているのです。
心の老化は
感情の手当をしない日々を積み重ねた結果です。
もちろんそれだけではないのですが。

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