見出し画像

世の中が暗い時こそ明るさを忘れない

「世の中が陰気なら、上に立つ者は陽気になりなされ」(『女子の武士道』祖母の言葉43)

これはトップの心得ではありますが、
ほんとうはすべての人が心掛けていきたいものです。
なぜなら、私たちは自分の人生に於ける主人公であり
指揮官だからです。
あなたは、世の中にコントロールされながら
生きていきたいですか?
答えは火を見るよりも明らかです。
駅のホームで電車を待つ人、雑踏を無言で歩く人
町に出れば、概ね暗い顔ばかりです。
だけど空を見上げればそこには陽の光があり
鳥たちは悠々と空を飛んでいる
道ばたの花は誰が観るともなく咲きながらも
まるで喜びに満ちているように感じられます。
彼らこそが、主人公として命のままに
我が生を生きているといえるのではないでしょうか。
世の中が暗かろうが、おかまいなしな様子は
見る者をどれほど癒すか知れません。
だから私たちも、明るく生きるのです。
陰気なら、陽気でいきましょう。
「私がアマテラスになりましょう」
そんな心意気で生きるのです。


みなさまからいただくサポートは、主に史料や文献の購入、史跡や人物の取材の際に大切に使わせていただき、素晴らしい日本の歴史と伝統の継承に尽力いたします。