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W杯女子サッカー ベスト4を考察する


皆さま、ようやくやって参りました準決勝1試合目の日\(´Д`)
この中2日を待つ視聴者が、どれだけダルいかFIFA運営者にはわかってないようですなぁ… チャチャっと1日で2試合ずつ進めたらすぐ終わるのに…w

というわけで、やっと本日を迎えた訳ですがココからの試合は観戦だけがすべてですので、それだけをひたすら待ってれば良いのですが、やはりもっと楽しみを数倍化させておく必要もあるんですよね。

なので、まずはこのベスト4の4国をボクの視点から得た考えでチームを考察して、試合の流れを想像してみたいと思う(´ー`)


決勝トーナメント表 ベスト4国

この緑枠の国々が、予選グループから決勝進出を勝ち獲り、決勝トーナメントで死闘を制して勝ち上がってきたわけなんですが…

スペイン・スウェーデン・オーストラリア・イングランドの4国。
この4つの国で、1国だけ共通点から除外される国があるんです…
その国はスペイン! スペインだけが予選グループ2位通過なんですよね。

この2位通過という実績で、過去大会で優勝した国が1つ、準優勝した国が1つあるんですが、2位通過で優勝した国は2011年大会の日本
そして、2位通過で準優勝した国は1991年大会(初回)のノルウェー!
女子サッカーワールドカップが初めて開催されてから今大会までの大会数が全部で9回。今回のオーストラリア・ニュージーランド大会が9回目に当たるわけですね(´ー`)

基本的には、過去大会の優勝国というのはブっちぎりで1番であり続けて、
優勝をかっさらって来たというのが大半なのです!
そこを踏まえると、今大会のベスト4国にいる2位通過のスペインに優勝がありえるのか?…もちろん過去実績はありますが、それでも12年前の話なんですね…  3大会前ですから比較的近くは感じますが、2位通過で優勝するサイクルというのが起こりえるのかどうか?


そこで、まずはスペインのチームから考察してみましょうか(´Д`)


スペイン

左からエスター・ゴンザレス、ジェニファー・エルモソ、11番になっているが3番だと思うテレサ・アベレイラ、アイタナ・ボンマティ、アレクシア・プテラス、サルマ・パラジュエロ、アルバ・レドンド。

プテラスを除けば、それ以外は今大会の中で得点してる選手かな。
6番のボンマティ選手なんかは、対スイス戦でも2発くらい決めてたよね!
ボクは、スペイン女子に関してはプテラスしかわかってなかったのが現状で、あとはU-20以下の大会の決勝で観たパラジュエロ、この2人くらいしか観てなかったんだよねw  そもそもだが、ボクは一番最初の優勝候補にはスペインを入れてたんです。ですが、日本にああいう負け方をしたのを見て考えを変えたというのが現在までの経緯。

それがだ… 1位通過の日本が負けて2位通過のスペインが勝ち残るという稀な現象が起きたわけなんですねぇw 1度は上にあった評価を、あえて下に評価を下げたんですよボクは(´Д`) それをまた上にあげるなんて事をしたくないんですw  だって腹立つでしょ(*´з`)

でも素直な話、対オランダ戦を観てやっぱり組織力があるよねと感じさせられたよね。いくらファン・デ・ドングが居ないチームを相手にしたとは言えオランダも強い国だ!そこを相手にして高いボール保持を維持しながら、攻め込んでいた印象があるので、やはり強いんだと思うよ。
対オランダ戦では、よく動いてたしね!運動量が敵対チームよりも多く見える国ってあまり負けないからな(´Д`)

今のスペインだと、やっぱボンマティという選手が目立つかな!
特にゴールエリア内での「切り返し」からの左足のシュート!彼女はこれを得意にしてる感じあるかも。左効きなのかね? これらの上記の選手が全員がスタメンになる事はないと思うが、少なくとも5人は前線で重要な働きを選手が居るって事だ。スペインは中盤から前線の距離の中でボール回しを徹底的にしてくるから、ここでの振り回しに成功するとすぐゴール前にボールが出てくる。対オランダ戦では速攻的な攻撃も多くあったから果敢に前に出す動きもしてくるだろうな。対日本戦でのディフェンスラインの高さで食らったカウンターにはトラウマがあると思うので、そこは改善してるんじゃないかなw (*´з`) ディフェンスそのものは他の3国と比べてもボクは良いとは思ってない。「攻撃が最大の防御」とボクはスペインに感じてるので、いかにボールを保持できるかが鍵になるのかなと思ってはいる(´Д`)


そのスペインと対戦する事になったスウェーデン。

上段左から、フリドリーナ・ロルフォ、スティーナ・ブラクステニウス、
コソバレ・アスラニ、ヨハンナ・リティング・カネリド。
下段から、ジョナ・アンデション、エリン・ルーベンソン、フィリッパ・アンゲダール、ナタリー・ビョルン。

以前にも伝えたんだが、ここはアスラニが軸になってボールを振っていくので、アスラニの調子がすべてと言っていいかな(´ー`) これまでの試合を観た感想は、特に左のロルフォと最前線のブラクステニウスが全然合ってないんだよね…  左から斬り込むロルフォはほぼ皆無。ブラクステニウスに関しても1対1の場面でも結果が出ずに転倒が多いという印象だな。
この2人の今の調子の悪さがスウェーデンの得点の在り方が見えて来るんですよね。なので、ロルフォが左から入って行けないので中央に寄ってるんだけど、その左をアンデションが高い位置で入ってるんですよね。
アンデションは左サイドバックだよw  ただ左足のクロスの精度が高いから、そこはそういう動きにするのもわからなくはない。アンデションがこれだけ前後に動くわけだから、後半以降になると左から斬り込まれると怖いんだよね。体力落ちるしw  

その右バージョンがビョルンだね。彼女はアンデションほどはしないけど。
今は、中盤のルーベンソンアンゲルダールがめちゃくちゃ重要で、この2人のパスがミスに繋がると厄介なんだよね。ここと前線の4人とが連携してるから、この6人でどれだけ形にできるかというのが勝負どころ!
ボクとしては、ロルフォとブラクステニウスがガンガン点に絡むようになってくれると嬉しいではある。ロルフォなんかは、恐ろしいミドルシュート放つんだよ!  背が高いから細く見えるだけで、シュートのパンチ力はエグいから。そのロルフォのシュートは未だに拝んでませんね…(;´Д`)

ディフェンス陣もしくは、防御においては高いと思っていますので、とにかく攻撃が実って先制点が取れるとほぼスウェーデンに傾くと言っても良いと思ってる!なので、アスラニの調子とあとはセットプレーやコーナーキックの数量が多ければ多いほどスウェーデン優位と思って良いだろうな(´ー`)


そして明日の準決勝に出て来るオーストラリアだな。


上段左からケイトリン・フォード、コートニー・バイン、メアリー・ファウラー、サム・カー、エミリー・ヴァン・エグモンド、ヘイリー・ラソ。
下段左から、ステフ・キャトリー、カトリーナ・ゴーリー、エリー・カーペンター。

オーストラリアも飛ぶ鳥を落とす勢いで、一気に優勝の可能性まで高めたから凄いわ!そして役者もしっかり揃ってるから(´ー`)
特に、左のフォードと右のラソは一番の攻撃軸だよな。ここが速さをもってして斬り込んでくれるから、中央で待つファウラーやエグモンド、サム・カーが居れば脅威でしかないからw  バインは、ラソと替わって左に入ってくるのかな?このバインがまた足が速い! このスピードを持つ選手が左右から掻き回すというのはボクの絶対的な理想なんだよね!

それで、ボクがもっともオーストラリアで興味を引いたのはファウラー
もう彼女の能力の高さに驚き(;´Д`) 
ファウラーはまだ20歳だよ!今はイングランドのマンチェスターシティで修行してるけど、この選手は化けますよ\(´Д`) マジで。
20歳にしては冷静なプレーするし、慌てないし、ボールがどこに入って来るか読む力もあるし、シュートチャンスもよく遭遇する!
そして、なんといっても彼女のシュート力!対フランス戦のPK観ましたか?
ファウラーだけ別格のシュート打ってますから是非とも観て下さい👀
あの脚は凄いよ…  短パンで隠れてるだけで凄い尻と大腿してると思う!
これからのオーストラリアを引っ張って行く選手の1人である事は間違いないから。

これだけ前線の攻撃がしっかりしてて、そこに中盤のゴーリーなどが良い働きをしてくるわけだが、左から突き上げてキャトリーも来るし、右からもカーペンターが素晴らしい駆け上がりを見せて来るからね。
ディフェンスとしてもそうだが、右から前線をフォローするカーペンターの仕事ぶりにはめちゃくちゃ関心するね!フランスのカルチャウイみたいな働きしてるから。ちなみにカーペンターはフランスのオリンピック・リヨンに居る(´ー`) あとファン・デ・ドングとお付き合いしてるみたい💗

今のオーストラリアの攻防の運動量はトップクラスだな!
今大会の開催国でホームで、絶大な後押しの声援によって神がかってるのもあると思うんだけど、それ以上に内容が素晴らしいので本物化して行き始めてると思う!真の世界トップ5に入るような、そんな国になろうとしているはずなんだよな。オーストラリアがもしも優勝したら、国は全面バックアップで女子サッカーに莫大な投資をすると思うぜ!
それだけ未来の明るい国の1つだよな。今、オーストラリアに穴が見えにくいだけに、先制点で出鼻をくじいて士気を乱す事ができれば勝機もあるような気はするがね…(;´Д`)


ほんで、最後の最後のラスボスことイングランドだね。


上段左からローレン・ヘンプ、レイチェル・デイリー、アレッシア・ルッソ
クロエ・ケリー。
下段左からジョージア・スタンウェイ、キーラ・ウォルシュ、ルーシー・ブロンズ。

あの踏みつけ事件によって、ローレン・ジェームスは2試合の出場禁止になってはいるが、そこを埋めるのがフォワードの場合はクロエ・ケリーで、
ミッドフィルダーで埋める場合はエラ・トゥ-ンという選手が埋めて来るかな。ケリーの方が攻撃的だから、本当はこっちが良いだろうが、やはり守備的な面を考えて前半はトゥーンが起用される感じはする。ケリーは後半から投入でもOKという感じだろう。

イングランドの組織プレーはさすがだよな!欧州選手権での優勝という実績も持ってるし、ジェームスが欠けても補える選手が居るのが凄くない?w
正直、ベス・ミードという選手が出場できてたら、もう少し多い得点で勝ち上がって来てたのかな~とは思ってる。
靭帯を痛めてロースター入りもしてないが、彼女の動画を観たが化けもんだなw  イングランドの中でも別格扱いしても良いと感じたほどだ(;´Д`)

今の状況でも、この強さが出せるってやっぱり本物なんですよ!
どうにかカバーしてくる能力が個にも全体にも備わっている。そして何よりも勝つ事への意識ってトップクラスなんじゃないかい。それでも負ける時だってあるんだけど、平均値出せば上位3国に入るのは間違いないって!

対コロンビア戦では、ヘンプがめっちゃ良かった!やっぱりヘンプも恐ろしい能力があるわw デイリーに関しては、ヘディングも強いし合わせるのもめちゃくちゃ上手いね!デイリーのふくらはぎ観てごらん。スゴイよ(*´з`)
そしてルッソ。ボクはあまり評価してなかったんだけど、前線でのあの圧力と倒れない強さ! デカさ的にはスウェーデンのブラクステニウスと似た感じがあるが、同じ立ち位置で仕事ぶりを考えたらルッソの方が遥かに良い
最前線に居る選手は、ボールが来る「臭い」を感じ取れる人が一番!
どんな風に回り込むか、どこに走り込むか、それが的中する選手って居るんだよね!  その臭いの嗅ぎ方はオーストラリアのファウラーと似てるw

これだけ前線に強力な選手が居る訳だから、中盤のウォルシュまたはスタンウェイからの良いボールが入りさえすればすぐ点に繋がるからね!
イングランドはみんなフィジカルが強烈だよなw  あのルーシー・ブロンズとか恐ろしいよマジで…  彼女が後ろから走り込んで来てミドルとか打つのを見ると殺人級のパンチ力があるからねw  とにかくイングランドが圧倒されると言うイメージはないよね。今のオーストラリアの戦力を見ると、対フランス戦のような状況が生まれてもおかしくないとは思っている。
時間内で1点獲った方が、間違いなく勝利を呼び込むほどのチームなんだ!
ボクは、決勝トーナメントが始まった頃、フランスとイングランドの勝った方が優勝するんじゃないか?と伝えた事があったが、オーストラリアがフランスに勝った訳だから、それが置き換わっても良いと思ってはいるのだが、
果たして、初優勝まで持って行くほどの本物の力をボク達は観てるのか?という疑問もあるんだよね。神がかり的な力って言うのはあると思うぜw

何かが宿ってるような試合ってあるから(;´Д`)
それが明日わかるって事なんだよ… 明日が大一番でもあるからね!
決勝戦は、どっちが死ぬ気で戦ったかだよなw  優勝するなら死んでも良いと思ったチームが勝つんだよ! それで靭帯やったらキツいけどね…w(*´з`)
それが一番にわかるのが「運動量」。走る姿ですぐわかるから(´ー`)


そんなこんなで、ボクなりの考察と見解を述べてみたのだが、
2位通過のスペインの優勝はないんじゃねぇ?という評価までが、ボクの今の答えでしかないw  今日と明日で答え合わせが出来るわけですから、無理してイキがってあぁ~だこぉ~だ言わない方が無難でしょうねw(*´з`)

それでもボクの個人的な予想はスウェーデン、戦力を確認してきた状況を踏まえれば、イングランドかオーストラリアの勝者が優勝により近い、という考えも持ってはいる。 あとは、奇跡がどこに舞い降りるかだな…(´ー`)


それでは、そろそろ試合も始まるのでこの辺で終わりますね。



                   ほんじゃまた ( ´Д`)ノ~ バイバイ

腰のサポートはコルセットよりも、 ウェイトリフティング用ベルトが一番安心するね (´ー`)