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note投稿頻度を上げる試み〜「トヨタの改善活動」の学びから〜

おはようございます。コウイチです。
突然ですが「ブログ(note)の記事を作っているけど時間ばかりかかる、、」という悩みをお持ちでしょうか。
私がまさにそうでした(今も試行錯誤です)。
そのような悩みは今回のテーマである「トヨタの改善活動」を学ぶことで改善できるかもしれません。

なお、今回、トヨタの改善活動について、マイク根上さんのホームページ(https://econoshift.com/ja/list-of-article/)の説明が非常にわかりやすかったため、参照させていただきました。

1,トヨタの改善活動について

トヨタの改善活動は「世界のKAIZEN」として世界に広がっています。その意味は英語でContinuous Improvement 「継続的改善」に進化しています。
改善活動の基本は「ムダの徹底排除」としており、もう一つの柱は「PDCAサイクル」です。

基本はムダをなくすこと

その凄いところは、ムダの本質を「7つのムダ」として明確化していることです。その7つのムダとは、不良を作るムダ、作りすぎのムダ、手待ちのムダ、加工のムダ、運搬のムダ、在庫のムダそして動作のムダです。
この7つのムダを出来る限りなくしていこう、という考え方になります。

さらにアメリカのマサチューセッツ工科大学のジェームズ・ウォマックさんがトヨタ生産方式を研究し、それを体系化、一般的にも通用する生産方式(「リーン生産方式」)を紹介しています。
その生産方式では、さらに8つ目のムダとして「従業員の創造性を使わないムダ」が加えられています。

継続的に改善するツール「PDCAサイクル」

継続的改善を実現する土台になるのがPDCAサイクルです。とてもシンプルですが、役に立つ考え方になります。
PはPlanで、まずは「準備計画する」ということです。DはDoで「その計画を実行する」ことです。CはCheckで、どこかの時点で「計画通りに実行できたかどうかを評価する」こと、そしてAはActで、「前の評価に基づいて処置や改善を施す」ことになります。そしてここで終わらず次の周回のPにつなげて行くのです。
これをずっと繰り返すからこそ「PDCAサイクル」と言われています。これが改善活動の大原則となる考え方です。

2、自分のブログ記事作成を振り返ってみて

これまでの自分のブログ記事作成を振り返ってみると、これまで何度かピンチに陥ったとき、改善活動(PDCAサイクルとムダの削減)を実行していたことに(いまさら)気付きました。

無我夢中でPDCA回してた?

私は20日ごとにnoteでの活動を振り返ることにしています。それがPDCAサイクルだったことに気が付きました。

(1~20日目)
私がnoteを始めた当初の目標(PLAN)は「毎日投稿して100記事書く」でした。そこまでできたら「アウトプット苦手意識」は克服できるに違いないと思ったからです。そして実行(DO)し、最初の20日目の振り返り(CHECK)を行った結果、最初の20日間は11記事(目標未達)でした。次は記事の質を気にせず、とにかく投稿しようと決め、状況を改善(Action)しようとしました。

(21~40日目)
40日目の振り返り(CHECK)では、20~40日では8記事(目標未達)という結果。「記事の質を気にしない」「日記のようなフリースタイル」が自分の性格に合っていなかったのだと気づきました。「逆にペース落ちてる、、」と焦りました。そんなピンチな状況であったため、改善策(後で書きます)を必死で考えて実行(Action)することにしました。あと当初計画を見直して、投稿頻度にこだわるあまりに書くことをやめてしまっては元も子もないと思い、毎日ではなく「2日に1回投稿」に目標(PLAN)変更しました。

(41~60日目)
60日目の振り返り(CHECK)では、40~60日で12記事(目標達成)でした。これからもこのペースをキープできるといいのですが、、

以上がPDCAを回しながら、悪戦苦闘していた経緯です。
それでは実際に改善活動の基本である「ムダの削減」にどのように取り組んでいったのか、具体的に書いていきたいと思います。

一部はすでに「note 始めて40日間。これからの作戦」に書いています。スミマセン。。

改善活動その①「作りすぎる」を最小限に

それまでは文章を書いては、その後で「全体の構成から考えると要らなかった」と消したりして、文章を「作りすぎる」ことが多かったのです。そこで全体の構成から先に作って後から肉付けするプロセスに変えて、後から削る文章を最低限に抑えることを心がけました。
さらに3つのポイントに絞ることで、内容を覚えて頂きやすくする効果も期待できます。これは先日、読書感想文で取り上げさせていただいた、書籍『賢い人のとにかく伝わる説明100式(深谷百合子著)』の中の「人が受け取れるのは3つまで」という内容を参考にしています。

改善活動その②「その動作」を最小限に

すべての段階をPCでやろうとすると、特に自分の部屋以外で書こうとすると、充電ケーブルやらバックやら準備する必要が伴い、ムダな動作が多かったのです。そのムダに気づき「文章はスマホで書く」と決めました。
そうすると、スマホをポケットから取り出すだけで書き始められるため、例えば「電車を待つ間」といったスキマ時間にも文章を書くことができるようになりました。おかげで苦手だったフリック入力も少しずつ上達しています。

改善活動その③「従業員(=自分)の能力を活用しないこと」を最小限に

最初の20日間はビジネスに関する学びの記事を日記的な記事と並行して書いていました。しかし私にとって日記的な記事は書くのが難しく、自分の特徴も出しづらかったのです。自分の能力(学ぶ姿勢?)をもっと活用するために、読んだ本や参加した講習会などをテーマにして記事を書く方針に改めました。そちらの方が今の自分には合うようです。

以上が実際に私が記事作成の悪戦苦闘の中で、作成プロセスのムダをなくそうと取り組んだ内容の要点でした。

このようにトヨタの改善活動の考え方が、ブログ作成にも役立つことがわかりました。ブログ作成だけでなく、日々の仕事にも応用していこうと思います。

3,まとめ

今回は「トヨタの改善活動をnote記事作成に応用した話」について書いてきました。

<ポイント>

改善活動の基本はプロセス中のムダをゼロに近づけること
・PDCAサイクルを回していくことで継続的に改善できる
・効率よく記事を作成する上でも改善活動の考え方が役立つ

※「8つのムダ」の詳細についてはこちらをご覧ください。

ところで、、「効率って言っておきながら、AIは使わんのかい!」というツッコミが入りそうですね。それは今後のお楽しみということで(言い訳)。

最後に

以前「トヨタの生産システム」について書いたとき、「PDCAと8つのムダも今後取り上げる予定ですか?」というコメントをいただきました。
それをきっかけにして、今回このようなテーマにチャレンジしてみました。
きっかけを与えてくださり、本当にありがとうございました。

お読みいただき、ありがとうございました。

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