今思えばこのドラマを皮切りに
『マウント』という言葉が世に浸透していったかのように思える。

このドラマのヒロインは沢尻エリカ。
そしてシーズン2ありきのストーリー展開。
1年で土曜深夜のドラマから、水曜日のゴールデン枠での2ndseason。
それだけシナリオが面白かった。

板谷由夏の存在が気になりだしたのもこの頃だし
菜々緒の悪女がこんなにハマったのも未だにこのドラマだけだと思っている。

そして2014年のキラキラファッションが楽しめる。何気に2014年って結構前よね……。

とにかく出演女優の美しさと華やかさの競演がすざましい作品でした。

皆さん顔面がいい。
特にヒロイン、沢尻エリカは毎度毎度見惚れて
ストーリーが入って行かないくらい。

最初はちょっとイモっぽくも可愛らしいファッションだったものの、回を追うごとに
美貌もファッションセンスも磨かれて、
溜息が出るほど美しい。

佐々木希も石田ニコルも可愛かった。

しかもみんな素敵なお洋服を着ていて
それを観てるだけで満たされる気持ちになりました。

ただキャスティングが不穏で
高知東生が出版社の社長役なのはとてもザワついた。
彼氏役がKAT-TUNでも田中聖や田口淳之介くんじゃくて中丸雄一くんなところがせめてもの救い。

しかし…私も若い頃アパレルショップの店員時代があったんだけど…。
スパルタといじめの紙一重みたいなのなんなんだろうか…。
沢尻エリカも劇中先輩達(特に菜々緒)から酷い目に遭うのだけど

私もお店入りたての頃、めっちゃ厳しい先輩がいて、今思えばPUFFYみたいな風貌のお姉さんだったけど、シンプルに私がアホで、怒られてばっかりだったりやり直しばっかりだと思って働いてたけど…3年くらい経ってPUFFY風が辞める時に
『いままでいじめてごめんね〜(泣)つらかったでしょ〜？(泣)』って泣きながら去っていった。

えー！いじめられてたんか！私！
つらいとか思ったことなかった〜。
厳しいとか思った事なかった〜。
(シンプルにアホだったので)
逆に泣かせてスマンなとも思った。
おかげでどこでも頑張れる忍耐力がついたかも。

そこのお店、今思えば意地悪な人が数名いたけど話せば悪い人じゃないし、
一体何が彼女たちをそうさせたんだろうと思う。
(なんだかんだで皆私よりも先に辞めていった)

まだマウンティングとかいう言葉が浸透する前のお話。
ドラマ見ていてふと、そんな彼女達のことを思い出した。

season2もまた改めて観たいと思った。