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ベルリンマラソンの結果(9/25開催)

皆さんこんにちは。今日は先日行われたベルリンマラソンの結果を振り返り
少しコメントしていきます。

男子:世界新記録!リビングレジェンド

2時間01分09秒。
生まれました世界新記録。やはりE.キプチョゲは強かったです。本人曰く当初の予定より身体が動いたといい2時間切りに照準を変えたようです。Half通過はなんと1時間切り!(59分51秒)ハーフマラソン日本記録を上回りました。流石に後半はペースが落ち(なお1時間01分18秒)狙い通りとは行きませんでしたが2位に4分49秒の大差をつけ、フルマラソン通算成績は17戦15勝となりました。

こちらは5キロごとのsplitです。
2位以下は目まぐるしく展開が動きました。第3集団から抜け出したTadu Abateが3位、また25キロまでE.キプチョゲに着いたAndamlak Belihuが完走し4位に入りました。今後の注目選手になるでしょうか。

日本勢は2名が入賞しました。7位の其田健也(JR東日本)は5度目のフルマラソンにして4走連続サブテン&4走連続自己ベスト更新、8位の丸山竜也(トヨタ自動車)は2度目のサブテン&自身初のMGCを果たしました。丸山はネガティブスプリットでのFINISHでした。20-30キロが29分56秒で走破しているのがポイントでしょう。

(男子)日本勢の順位

7位 2:07:14 其田健也(JR東日本)※PB
8位 2:07:50 丸山竜也(トヨタ自動車)※PB&MGCファイナリスト入
9位 2:07:56 聞谷賢人(トヨタ紡織)※3度目の7分台
12位 2:09:40 土井大輔(黒崎播磨)※2nd Best
13位 2:10:18 武田凜太郎(ヤクルト)※WCでMGCファイナリスト入
14位 2:10:27 野中優志(大阪ガス)
15位 2:10:29 松村優樹(Honda)
17位 2:11:39 足羽純実(Honda)
18位 2:11:41 高久龍(ヤクルト)
26位 2:14:09 井上大仁(三菱重工)
32位 2:15:22 平田幸四郎(SGホールディングス)
34位 2:15:43 中村風馬(富士通)※初マラソン
43位 2:17:57 一色恭志(GMO)
51位 2:20:13 川端千都(SGホールディングス)※初マラソン
60位 2:22:28 村本一樹(住友電工)

女子:経験組を上回り歴代3位の好タイム!

女子のレースを制したのは(調べた中では)2度目のフルマラソンとなったT.アセファでした。元中距離ランナーが距離を伸ばし、いきなりBerlin優勝の快挙達成です。何といきなり歴代3位の2時間15分37秒を叩き出しました。2位にはR.ワンジルが入りましたが、日本の実業団に同姓同名の選手が所属(スターツ)しています。同一人物でしょうか。いずれにしても、アフリカ勢の層の厚さを改めて実感しました。

5キロごとのsplitです。
序盤から16分前半~15分台で進む高速展開でした。3位に入ったTigist Abayechewと4位のWorkenesh Edesaの2名含め、4名が2時間19分を切る結果となりました。

日本勢は男子と同じく2名が入賞を果たしました。序盤から2時間22分を切るペースで走っていた加世田梨花(ダイハツ)と鈴木亜由子(日本郵政グループ)が競り合い終盤で抜け出した加世田梨花がフルマラソン2回目で2時間22分を切る好タイム(2時間21分55秒)で7位に入り、名城大学卒として初のMGCファイナリスト入りを果たしました。競り負けた鈴木亜由子も2時間22分02秒と復活を超えて自己ベストを大きく更新する躍進を見せました。

(女子)日本勢の順位

7位 2:21:55 加世田梨花(ダイハツ)※PB6分34秒更新!MGCファイナリスト入り
8位 2:22:02 鈴木亜由子(日本郵政グループ)※PB6分30秒更新!2度目のMGCファイナリスト入り
9位 2:22:13 佐藤早也伽(積水化学)※PB
17位 2:25:17 阿部有香里(しまむら)
19位 2:25:54 大西ひかり(日本郵政グループ)※PB/WCでMGCファイナリスト入り
20位 2:28:15 竹本香奈子(ダイハツ)

London、Chicago、New York cityの各大会についてはまとめて記載する予定です。余裕がありましたら書こうと思いますのでご了承ください。

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