無心になれる時間がすき

パン作りとか野菜の千切りとか、無心でもくもくとこなす作業が好きだ。やった分だけ目に見える成果があるのは心にいい。
山登りが好きだし、小さい時は編み物なんかの手芸だって何時間でもしていられた。

つまり私は多分、考えるよりも手を動かすほうが好きだ。

だから仕事でも一つづつ積み上げていくようなことが向いている。コツコツこなす仕事が得意だから事務的な仕事が苦にならないし、決まったルーティンをこなすのも得意なほうだと思う。すでに仕事があること自体が有難い話だし、向いている仕事でみんなにも喜ばれているんだから、それでいい。そう思っていた。
でもこの考えにしがみついていると、いつまでも仲間と一緒に何かを成し遂げる快感は”参加者”としてしか得られない。
社会人5年目を終えようとしている今、いつまでも参加者側にいる自分がすごく無能な気がして寂しい。

誰かに共感してもらって、協力してもらわないとできないような仕事で気持ちよく成果を出したいんだけど。
自分の考えに自信を持てず、人に協力してもらうというか巻き込んでしまってすみませんと怖気付いてる時点で及び腰だ。

無心になれる時間がすき。

悪くないけど、逃げ道にしちゃいけないなと思った。

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