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深夜の道路工事のストレスをnoteで発散(すいません)

意味が分からない。
イミフはもう死語かもしれない。
しかし死語の放つ時代の徒花感は嫌いではない。むしろ好きだ。
夜八時から翌朝まで、家の目の前で、道路工事が行われた。
え、なんで?イミフ。

ブオンブオンという化石燃料を動力としたエンジン音。ガガガとアスファルトを削る不快な周波数。
何dbだろうか。
「三枝夕夏 IN db!」と勢いよくボケる90年代脳の御仁はお引き取り願いたい。
よくマンション工事かなんかでエクスキューズな計測装置がある。
今調べるとアプリで騒音測定器(Sound Meter etc…)があるらしい。もう遅い。
まったく眠れなかった。

誰を責めるべきか。
警備員でも現場のお兄さんでもないだろう。ゼネコン?国?わからないように仕組まれたシステムを呪いながら、ストレスはきっちり残るのだ。どうしてくれよう。
よく誰もクレーム入れないなと感心する。
ストレス溜まっている人の格好のはけ口だろうに。

ところで、
町田康『しらふで生きる』(2019年幻冬舎)がある。
なんとなく、何十年も、もう一生分飲んだろうし。
ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ高いし。おっとγ-GTPの正式名称。
ストレス➡飲酒で一瞬晴れた気に➡二日酔いのルーチンに飽きた。飲むと何もできない。やりたいことはいっぱいある。DIYやギター練習、文章を書いたり、恋に仕事に大忙し!という時間を確保したい。
そういった思いから、ビールを飲みながら読んだのだが、興味深い一説があった。
氏は「渋滞で苛つくドライバー」を例に挙げ、
曰く「身の程を知れ。自分はまったく尊大なものではない。ただの小市民。自分はもっとチヤホヤされていいはずだなんて欲かくな」と。※個人の解釈です。

肥大した自尊心(書いてて震えるほど赤面する定型句・・)は、マンガの影響だろうか。
先天的なスーパー。
超能力、運動神経、美人、イケメン、天才、幸運、血統、左利き、字が上手い、ジョークのセンス。
凡人は憧れるが、一方ヒーロー、ヒロインたちは、コミュニティの評判を気にしたり、薄毛に悩んだり、A定食にしようかB定食にしようか煩悶したり、「ゼクシィ」購入を検討したり、いわゆる普通の人生と縁遠く、孤独という代償を払っている。

ストレスの負の連鎖は仕方ない。ただ、できれば無関係な事象にぶつけたりしたくない思いからこのnoteを記している。あれ。読んでくださっている方すいません。

一番ジェネリックというか、ダサい転嫁はネトウヨ確定だ。
天賦の才などありゃしない。驚くほど何の努力もせず手に入る「日本人であること」 (それすら真面目にファミリーヒストリー辿ってないでしょう)を、絶大フィーチャーする人たち。
陰で「タコ」と呼ばれているのを知り「なんか自分救われない」とSNSに逃避する。
どんなデブハゲチビだろうが、旭日旗のアイコンで、回ってくる獲物を叩いてすっきり。

これは単なる一例、悪例であって、そもそもこんなにストレス過多な社会ってなんだろうと憂鬱になる。
せめて節酒し、ルーチンを打破することから始めようと、節酒剤「レグテクト」の存在に注目。ライフスタイルの道路工事を目論む昨今である。


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