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漫画万歳!(11)~こちら葛飾区亀有公園前派出所~

マザーブレイン社の月報に投稿した記事を紹介していきます。2019年4月からスタートしたシリーズを多少の修正を加えて掲載します。気ままな個人的な感想ですので、ご意見は大歓迎ですが、あまり真剣なご批判は、泣きたくなるのでご容赦願います。

MOTHER BRAIN MONTHLY REPORT

もう何を今さらというほど有名な漫画ですが、うるう年について調べたり書いたりしている間、ずーっとこの漫画が頭を離れなかったのです。ここまで読んでわかる人は、ファンですね! 

秋本治の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は、1976年~2016年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されコミックは全200巻、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録に認定されています。(ゴルゴ13が195巻と迫っているので抜かれるのは時間の問題かも・・・) 

よく電車の中で読んで、思わずふきだして大笑いし、何度も変な人になってしまった漫画でもあります。両さんの破壊力は半端ないです。旦那が発売当初から買い集めていて、家には全200巻あります。連載初期の頃は、ちょっと雰囲気が違っていて、それを比べるのも面白いです。連載終了の時に何冊か読み返しましたが、さすがに全巻は読みなおせずにおります。基本的に一話完結なので、どこからどう読んでもいいわけで、好きなキャラの話を読んだりもします。私の好きなキャラの一人が日暮 熟睡男(ひぐらし ねるお)です。

日暮さんは、2月29日生まれ。基本眠り続けていて、4年に1度の夏季オリンピックが行われる年にしか目覚めないため「オリンピック男」という別名があります。初登場はモスクワオリンピックが行われた1980年、よくもこんなキャラを考えたなあと感心してしまいます。連載4周年の時に1回だけのつもりで登場させたらしいのですが、その後、思った以上の長期連載になって、4年に1度のキャラとして定着したようです。たまにオリンピックイヤー以外に無理矢理起こされたことはあります。寝ている間に痩せてしまうので、目覚めた時の体重は48キロだそうです。念力やテレポートなど起きる度に特殊能力が身についていて、事件解決に大きく貢献するので、4年間寝ているだけでもクビにならないのだそうです。最終回にも睡眠状態で登場しています。

うるう年ということで彼を思い出したのは私だけではないようで、今年の2月29日には、AbemaTV内のみんなのアニメチャンネル2で彼が登場するアニメを見られます。第7話「めざめよ!冬眠警官」、第126話「五輪(オリンピック)にゃまだ早い?」、第176話「冬眠警官ふたたび」、第242話「街角サッカー2002」、第329話「日暮尋ねて三千里」の5エピソード、タイトル見るだけでワクワクしませんか? (私だけか・・・?)

2020年2月号

(追記)全200巻で連載終了と思ったら…新作が出ています!



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