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アランヤプラテート1泊2日の旅(2)

正直言うと、サゲーオ県は行ったことがないからとにかく行ってみるというだけで、大して期待もしていなかったのだけど、調べてみたらクメール遺跡があるというので俄然楽しみに! いや、クメール遺跡といっても別に詳しいわけでもなく、昔は大して興味がなかったのだけど、去年、ブリラムの見事な遺跡をいくつか見て、ちょっとファンに。タイの寺巡りよりは好きかもしれない。

サゲーオ県は、カンボジア国境というだけあって、クメール遺跡がいくつかあるらしい。1泊2日の限りがある時間の中で、あれこれ地図とにらめっこしたけど、行けるのは2つだけに決定。

Prasat Sa Dok Kok Thom

プラサート・サドックコックトム  ปราสาทสดกกอกรธมは、国境市場から北東へ約45分のところにある東部地域で最大のクメール遺跡(と、タイ語のガイドに書いてたけど、東部がどこを指すのか不明)。「ヒンドゥー教の信念に従って偶像を祀り…」まではどの解説も一緒なのだけど、建てられたのがいつかというのが10世紀、14世紀、15世紀、18世紀などなど、諸説あってよくわからないので、とりあえずタイ国政府観光庁の案内をご参考にどうぞ。

サドック・コック・トム遺跡

昼食後14:30に到着。

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駐車場も立派に整備され、土産物屋のスペースもきれいに作られていたけれどそこはシーンとしたまま…。タイ人は、クメール遺跡をあまり大事にしていないようなイメージがあり、まあ、ここにも大して客はいないだろう、しかもまだ旅行が全面解禁になったわけでもないし、、、と思ったけど、一応、参道を往復する時に数組15人くらいには遭遇したかな? 時間帯からしても、よくこんなところまで来る人がいたもんだとちょっと驚き。実は、それだけ素晴らしい遺跡だったってこと。

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入口から遺跡の参道までもまず歩くのだけど、ちょうど何人かのグループと同じタイミングで歩くことに。せっかくなら人が全くいない景色を撮りたいなあと、ちょっと時間差をつけることにして先に池を眺めることに。 Sdok Kok Thomという言葉は、「大きな沼に葦が生い茂った都市」という意味だそうで。

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まあ、池で遺跡というか城を囲むというのはよくあることで、いろんな役割があったんだろうなぁなんてボーっと考えていたらイタッ! 足首がチクッていうか、蚊に刺されたレベルのチクッではないので、慌てて見たらでっかい蟻! ギャー、よく見たら蟻だらけ~。慌ててはらって歩きだしたら今度は膝! そんなところまで登ってくるんかい!! のんびり景色眺めてる場合じゃない~。それっぽい木はないけど、マンゴーアリよね~。暑さもあってこの場は、そそくさと退散。

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先に向かった人たちものんびり過ごしているようで…。

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ここまで来てやっと無人っぽく撮影。

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みんなバラバラに眺めていたのだけれど、ここがいいスポットだから集合写真撮ってあげるよと、知らないおじさんに集合をかけられてこの前で撮らされました。ホントにタイ人って気軽に話しかけてきてくれるよね。

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東の方向、入ってきた門。東は光のエネルギーと繁栄の方向で、西は死の方向なんだって。だからここもレイアウトは、ヒンドゥー教の宇宙になっていて、東には大きな池があり、石畳の通りがあり、その隣には城を囲む曲がりくねったバルコニー、壁の真ん中にゴープラがあるそうな。

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中央の建物の西側、西にも門があるそうなのに観察し忘れたってところからして、クメール遺跡好きは認定されないね。でもこの下のが西の門だったかなぁ…(記憶が)

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まあ、とにかく天気がよくていい写真が撮れたよね(何の写真だかわかってないけど)と、大満足。もうちょっとクメール遺跡のことを勉強してみたい気分にはなっているのよ、一応。それができたらこのサイトの解説ももっと詳しく書きたいな。

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レンズが曇ってたのに気がつかずに何枚も撮ってた~。ボケボケしていると、次の遺跡の入場時間に間に合わないかもなので帰ることに。

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出口というか入口には、この遺跡の地雷除去と復旧に尽力した方たちのお名前が。日本が大きくかかわっていて、この方たちのおかげで楽しむことができたってことで、感謝、感謝。

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去り際の車に乗る前にもう一度振り返ってみたんだけど、この建物のうえの木って、この~木なんの木な気になる木っぽい1本の木なのよね~。これってすごくない⁉ と1人感動しつつ車に乗り込み次の遺跡へ。

パソコン修理中で会社のパソコンでこっそりアップなので長く書けない。次の遺跡はまたの回で。

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