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【天才韓国音楽プロデューサー】 - CODE KUNST -

 音楽といえばその歌を歌う歌手が表舞台に立つのが一般的ですが、近年韓国ヒップホップ界では作曲家(音楽プロデューサー)も歌手と同じようにテレビに出演するなど絶大な人気があります。今回は韓国ヒップホップシーンで大活躍しているプロデューサーを紹介します。その名もCODE KUNST(コードクンスト)です。


本名:チョ ソンウ
生年月日:1989年12月18日
身長:177cm
所属レーベル:AOMG(2022年現在)
デビュー:2013年
公式インスタグラム:@code_kunst


 芸名:CODE KUNSTは、ある日母親が読んでいたドイツ語の本に、芸術の意味を持つKUNSTという単語があり、それを見て気に入り、活動名をコードネーム芸術という意味のCODE KUNSTにしました。
 彼が書くコードは芸術です。とてもオシャレな芸名です。通称コクンと呼ばれています。

 将来何をしたいのか、何になりたいのか分からず特にやりたいことのないまま20代前半を過ごし、その後兵役に行きました。その間軍隊での生活を送る中で自分の好きな音楽を自由に聴くことができない環境に不満を持ち、除隊したら趣味でもいいから音楽を作ってみようと思ったのが音楽プロデューサーになるきっかけでした。

 音楽を本格的に始めたのは24歳のときです。本人は24歳という年齢にとても遅くなったと焦りを感じていました。

 それから音楽プロデューサーへの道を歩み始め、最初の1年間は一日4時間睡眠以下、一日必ず1曲作曲という生活を送っていました。もし曲が作れられない日があったら、翌日に前日の分と合わせて、2曲作曲していました。

 CODE KUNSTといえば特徴的な大きな耳です笑 テレビ番組でもいい意味でたくさんいじられている場面があります。とても魅力的な耳ですよね。また笑い方も面白い笑い方をします。ぜひ見てみてください。

 最近では私生活を紹介するバラエティ番組で、食事を全然しないことから、いまでは韓国の年配の方々にも ”食べない人” として認知されるようになりました。

 そんな面白い一面もありますが、、、
 彼は音楽に対してはいつも真剣です。彼の奏でるビートは一流です。


ー CODE KUNSTのおすすめ曲 ー


DPR LIVE - Jasmine [prod. CODE KUNST]

   2017年にリリースされたDPR LIVEの代表曲 Jasmine を作曲したのはCODE KUNSTです。耳に残るオシャレなコード進行が特徴的で、シンプルなビートがDPR LIVEの魅力的な声にとてもマッチしています。静かな夜に薄暗い部屋でこの曲を流してみてください。最高です。とにかくオシャレの一言に尽きる1曲です。

pH-1, Kid Milli, Loopy - Good Day (feat. Paloalto) [prod. CODE KUNST]

 この曲は韓国のヒップホップサバイバル番組 SHOW ME THE MONEY 777の音源ミッションで披露された曲です。なんと言っても当時参加者だったpHー1、Kid Milli、Loopyは言わずもがな現在の韓国でトップレベルの大人気ラッパーたちです。この音源を選ぶ時には全員がこのビートがいい!と満場一致でした。フックの部分がとても心地がよく、それぞれのラップパートはカッコよすぎです。晴れたドライブの日にもってこいの曲です。

CODE KUNST - Let U In (feat. Colde & DeVita)

  2020年自身4作目となるアルバム「People」に収録されている1曲です。この曲は個人的に大好きな曲です。この曲に参加したのはR&Bシンガー Coldeと同事務所のDeVitaです。この曲はなんといってもCODE KUNSTらしさがとても感じられます。どうしたらこんな素敵な曲を作れるのか不思議です。2人の声がこのビートにとてもマッチしています。


CODE KUNST - Rain Bird (feat. Tablo & Colde)

 この曲に参加したのは世界でも有名なEpik HighのTabloとLet U Inでも紹介したColdeです。タイトルの通り、雨が降る日の静けさ、寂しさがじんわり伝わってくる曲です。イントロの入りも切なさを感じられ、曲全体が悲しいのかと思いきや、どこか暖かさを感じることもできるそんな曲です。雨が降ったらこの曲を聴きましょう。


Ourealgoat, SINCE, 안병웅, Tabber, 조광일 - Wake Up (feat. Gaeko) [prod. CODE KUNST]

 この曲はSHOW ME THE MONEY 10でのTEAM 코코の音源ミッションで披露された曲です。まず何と言ってもビートがCODE KUNSTらしさで溢れています。これまで脚光を浴びることなくひたすら夢を追いかけてきた。どん底まで行ってきた。だけど今これまでの努力が少し報われた気がする。さあ後は進むだけだ。行こう!といったメッセージが込められており、タイトルの通り新たな一歩を踏み出すのに勇気をくれる一曲です。日が登り始めたばかりの静かな朝に聴くと、この曲はいいのではないでしょうか。


 

引用元:instagram @code_kunst


 今回は韓国の大人気音楽プロデューサー CODE KUNST についてまとめてみました。聴いてもらうと分かる通り、彼はオシャレな曲を作ります。最近では、バラエティ番組に出演するなど活発に活動しています。また、現在自身の5作目となるアルバムの準備をしているらしいので、これからも素敵な音楽が聴けますね。今回紹介した曲はほんの一部です。他にも良すぎる曲がたくさんあるのでぜひ聴いてみてください!これからもCODE KUNSTに関する情報は随時載せていきます。アンニョン!

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