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北朝鮮と取引する丹東150社の貿易会社やマネロンの実態を暴く英報告書(1)

丹東の役割へ注目する英シンクタンクの調査報告書

丹東のみへ絞り果たしている役割を分析する珍しい調査報告書が英国のシンクタンクから今年9月に発表されている。

その報告書をジャーナリスト五味洋治さんが読み解く。

2014年9月から2017年2月まで丹東と北朝鮮の間に6万2500件の交易がなされ、これを通じて、29億ドル相当の取り引きが行われた。

貿易に関わった丹東の企業は150社。

そのうち2020年1月時点で135社が健在で経済活動を続けていることが確認できる。

中国は経済制裁を本当に履行しているのか疑問が残ると報告している。

マネーロンダリングに丹東の金融ネットワークを利用

また、北朝鮮は制裁回避のため丹東の金融ネットワークを利用し、マネーロンダリングを行っている。

アメリカは2017年、丹東を代表する地方銀行「丹東銀行」を制裁対象に指定した。

さらに2019年の国連専門家パネルの中間報告では、北朝鮮の銀行2行と、銀行の代表者が4人が丹東市内で活動していることを確認したと指摘している。

その2へ続く。

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https://www.koreaworldtimes.com/topics/news/8153/

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