「コトンガ」
この名前を聞いたらどんなイメージをするだろうか。
南米の国？
フルーツ？
それとも楽器？
とりあえず外国っぽいな。

正解は造園業でしか使われない超マイナー農具。
しかも日本発祥。
ぜんぜん想像がつかない。
その姿がこちら。

鍬のような鎌のようなこの農具は、木の根の間の土を落とすのに使われる。だから、一般的ではないのだ。普段木の根を抜く機会なんてそうそうない。
造園業界で密かに(別に隠しているわけではないが)使われているこの農具、使い方はとても簡単。ハンマーのように振るだけ。鍛造された刃でかたい土でも見事に落としてくれる。
いつか根を抜く機会があったら、こいつを使ってみるといい。ちょっとクセになるはずだ。