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結婚祝い/熨斗(のし)紙と贈り方のマナー

10月に入り日増しに秋の深まりを感じるようになりましたね。過ごしやすい気候なので結婚式も増える季節です。

そこで今回は結婚祝いの熨斗(のし)紙と贈り方のマナーを紹介していきます。

結婚は人生の中でも特別なお慶び事。親しき仲でも贈り物にはのし紙をかけ、正式な形でお祝いしましょう

のし紙の書き方・かけ方マナー

①水引:結び切り・金銀or紅白・10本

水引の結び方にはいくつか種類があり、それぞれ意味が込められています。結婚は一度きりが望ましいお祝い事なので、一度結ぶと簡単にほどけない結び切りかあわじ結びを選びましょう。一方、蝶結びは繰り返し結び直せることから、何度あってもよいお祝い事に用いられます。

水引の色は慶事用の金銀または紅白を使用し、本数は10本にしましょう。一般的な本数は5本ですが、結婚祝いでは「喜びが重なるように」と、5の倍数の10本が使われるようになりました。

②のし上:漢字で「寿」「御祝」「御結婚御祝」

表書きの上段は「寿」「御祝」「御結婚御祝」のいずれかを書きましょう。結婚のお祝いで4文字は縁起が悪いため、「御結婚祝」や「祝御結婚」は避けた方が無難です。

③のし下:贈り主のフルネーム

表書きの下段は贈り主の氏名を書きます。贈る人数によって書き方が変わってくるので、下記を参考にしてくださいね。
◎1名…中央にフルネーム
◎夫婦連名…中央または右側に夫のフルネーム、左側に妻の名前
◎2,3名…連名(職位、年齢、五十音順で右から)
◎4名以上…中央に代表者のフルネーム、左側に「他一同」など。全員の氏名を書いた別紙を同封する

④のし紙のかけ方

のし紙には「外のし」と「内のし」と2通りのかけ方があります。
◎外のし…包装紙の外側にのし紙をかける。一目でお祝いの品だと分かる。
◎内のし…包装紙の内側にのし紙をかける。内祝いは内のしが多い。

結婚祝いでは従来「外のし」で贈ることが一般的でしたが、近年は通販や宅急便で贈ることも多くなったため、配送中にのし紙が汚れたり破れたりしないよう「内のし」で贈ることも多くなりました。

地域によってもどちらが好まれるかは異なるため、贈る相手側の地域の慣習に合わせましょう。

結婚祝いを贈るタイミング

結婚祝いの贈り物は次のタイミングで渡すのがベストです。
◎結婚式に招待された場合…結婚式1週間~2ヶ月前
◎結婚式に招待されていない場合…結婚式後1ヶ月以内
◎結婚式を挙げない場合…結婚の報告から1ヶ月以内
結婚式に招待されていない場合は新郎新婦に気を遣わせないよう、式後に贈るようにしましょう。

また、お日柄を選んで贈るのもポイント。結婚祝いを贈るなら「大安」や「先勝」、「友引」の午前中に渡すのが理想です。


以上、結婚祝いののし紙・贈り方マナーについて紹介しました。大切な人の節目ですから、正しいマナーでお祝いの気持ちを込めて贈るようにしましょう。

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お知り合いにお慶び事があったら、ぜひ、お祝いの贈り物を。

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