先週末ぐらいから急に寒くなってきました。
信州・白馬のスキー場ではプレオープンしているとのこと。スキー場のブログを見ているともふもふに積もった新雪を気持ちよく滑っているスキーヤーやライダーがいっぱいいます。うらやましい…

今年はラ・ニーニャ現象の影響で寒冬になるし積雪量も多いとか。
スタッドレスタイヤ、今まではいているやつは十分すり減ってきたので、新しいタイヤを予約しています。
小理屈野郎はまだスタッドレスタイヤに履き替えておらず、そろそろかなと思っています。

今回の内容は歩いているときにふと思い出した内容です。

普段履きの靴

小理屈野郎は体重が結構あるので、しっかりとした構造の靴を好んでいます。
昔は革靴をよく履いていました。革底でグッドイヤーウェルト法でつくられた靴(靴のソールが何度でも交換できる物)を好んで履いていました。
ここのところ、ソール張り替えが結構頻繁なので面倒くさくなり、普段はトレッキングシューズを履いています。

メレル　カメレオンシリーズ

少し前まで気に入っていたのはこのシリーズの物です。
アッパーはゴアテックスを使用しているので水はしみてこないし、タングとアッパーの間も加工がなされており防水になるようになっていますので、雨でもびっくりするぐらい水は入ってきません。
また、ソールはビブラム社製のソールを使っており、しっかりしています。
このシューズはトレッキング用なので、かかとのホールドもよく、型崩れもほぼ無いので2，3回連続でこのシリーズをはいていました。
最後の方は価格が一気に高騰してきて最初の2倍近くになってきたので、何だかなあと思って別のシューズを探し出しました。

サロモン　X ULTRAシリーズ

まずはスキーなどウィンタースポーツのブランドだと思っていたサロモンがこのようなシューズを売っていたことにびっくりしました。
数年前、子供のスキーを購入し、ビンディング設定をしてもらっている間ぶらぶらしていたとき、特価で売っているのを見つけました。
カテゴリーとしてはハイキングシューズ、とのことです。
こちらもトレッキングシューズと同様のカテゴリーですので丈夫かな、と気軽な気持ちで買ってみましたが、かなりよく、現在もこのシリーズの物をはいています。
靴のひもはケブラー繊維でできたかなり細めの物でひもを結ぶ必要が無く、スライダーのような部品がついており、それを使って緩めたりきつくしたりできます。かなり微細な調整すっとができます。
こちらもアッパーはゴアテックス。タングとアッパーの間も加工してあり水がしみこまないようになっています。
ソールは、サロモンが開発したソールですがかなりしっかりしています。
さらに、このシューズの一番いいところはフィッティング。土踏まずアーチの所が微妙にうまく設計されているようで、きゅっと吸い付くようにフィットします。
インソール(中敷き)も、Ortholiteという物が入っており、履き心地も抜群です。
今年の9月頃からこのシリーズの一番最新モデル（X Ultra 4)をはいているのですがさらにフィッティングがよくなっているようです。
ADC-Cシャーシといって、土踏まずのアーチの上方にぐるっと巻き付けるようにかなり堅い(樹脂系？）バンドがついていて、これでシューズ全体を足に固定するような感じになっています。
足背の付け根(足関節近位）あたりで固定することになるので、フィッティングはよくなりますが、足先はきつくありません。うまく考えたな～と思っていました。

つい先日、子供が購入していたスキー板を引き取りにいったのですが、そのときに新しいスキーブーツを見てみましたが、びっくりしました。
スキーブーツのフィッティングもこの頃は足関節を中心にしっかり固定して、つま先などは少し余裕を持たせる方向に進化しているようです。つま先が今までようにシュッと細いのではなく、少し余裕を持たせて足の指を動かしやすいように改良されている物が増えてきました。また、つま先のバックルの位置が今までより上方(足首より)になっている物も登場してきているようです。
実際に滑っていると、ブーツの中で足の指は大きく広げたり、上の方に曲げたりいろいろに動いているので、これは理にもかなっています。
スキーブーツので知見がトレッキングシューズに生かされているのか、トレッキングシューズの知見がスキーブーツに生かされたのかは判然としませんが、思わず類似性に声を上げてしまいそうでした。

まとめ

小理屈野郎が普段履いている靴について詳しくまとめました。
さらにそのような靴とスキーブーツの類似点を発見したので考察してみました。
小さな発見でしたが、個人的にはすごく満足した発見でした。