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韓国行ったら必ず食べる!絶品100円スイーツ2選

2023年は海外旅行が解禁&再開となり、私もなんだかんだ言いながら韓国旅行のみ再開し、ソウルに4回、釜山に3回行ってまいりました。

2つの都市で、共通して楽しめたのが、今回ご紹介する2つのスイーツ

思い返せば、ワタシが医師になりたてのころから、隙を見つけて年に2~3回、週末弾丸旅行に行っていた、いわば「旅するフリーランス女医」の原点ともいえる場所で、もうかれこれ30回近く、通っております街、ソウル

それほどまでソウルに通ってみて、韓国語もちょっと勉強しちゃったりすると、韓国の、他の都市で、ソウルとはまた違う一面を見て、ご当地グルメを味わいたくなるのが旅人の冒険心。ということでまいりました第2の都市・釜山は、ソウルほど日本人観光客も見かけず、穴場感満載。 

そんな2都市両方で楽しめるこれら2つのスイーツは、もう、私が韓国に通い始めた20年以上も前から、変わらず存在するもので、多少の値上がりはしているものの、それでも安価でいただけるシロモノです。
最近はオシャレカフェが増えて「映え」スイーツも多い韓国ですが、私は一貫してこの2つ。笑 さっそくご紹介いたします。


屋台で見つけたら即買い! 韓国風たい焼き「プンオパン(붕어빵)」

붕어=フナですので、正確には「フナ焼き」ですね。ちなみに「어=アと発音する時のように口をタテに開けての“オ”」は魚の韓国語読みで、魚の名前は「-어」で終わるものが結構ありましてね。長魚=ジャンオ(장어)はウナギとアナゴを意味するのですが、どうも​​あちらはウナギとアナゴの区別がないようなのですよ。

話がそれましたが、この「プンオパン」は冬の風物詩、ってことで、寒い時期に屋台で見かけるのが定番で、あまり決まった場所に定住してるのを見ない部類のスイーツ。行き当たりばったりで見つけたら即買い!が楽しいのです。

日本のたい焼きと違うのは、外側がカリッと揚げてあるので、食感がパリッとしているところ。私は、外はパリッ、中はもちっと系が好きなので、日本のたい焼きよりもこっちのほうが好みに合ってます。中身は基本、つぶあんですが、最近はカスタードクリームのものも売ってる傾向にあり、クリームがある場合はそちらを買ってます。

一昔前は1,000ウォン(約100円)で5つ、とかの時代もありましたが、物価が急上昇中の韓国、さすがにそういうわけにはいかず、しかしそれでも2,000ウォンで3個とか、そんな感じが多い気がします。いずれにせよ、1袋に複数入ってる、ってのと、1つあたりはまだ100円以下、というのがポイント。

プンオパン(붕어빵)ではなくインオパン(잉어빵)と表記されたものも売っているときがあります(잉어=鯉)。フナ焼きとコイ焼きのどこが違うのか、韓国人でも正確に知らないようで、ドラマでもあれこれやり取りがあったりします。

どうやら材料に微妙な違いがあるようなのですが、えりおちゃんの大雑把な味覚ですと、そこまでの違いは感じず、どっちも美味しいので、どっちであったとしても、見かけたら即買いすることに変わりはございません。

ちなみにこの「プンオパン」と「インオパン」の表記、実はものすごい違和感ありまくりで、実際この通りに日本語読みしても韓国では全く通じません。まだ「プンガッパン」「インガッパン」って言ったほうが通じやすい気がします。誰か試した人いたら教えてください。笑


どうしてもクセになるねじりドーナツ「クァベギ(꽈배기)」

韓国に行ったらすっぱ辛いグルメ→スイーツ→またすっぱ辛いグルメというサイクルを無限に繰り返すわけなのですが、その合間、スイーツの一角を担うのがこちらの「クァベギ」!

写真ではザラメ砂糖がすでについた状態で陳列されていますが(なぜならここのは陳列され次第すぐ売れるから!)、通常は注文を受けてから砂糖をまぶしてくださるお店がほとんどです。

日本のねじりドーナツより、生地がもちっとしているのが特徴。先のフナ焼きと違い、屋台売りではなく店舗売りしてくれているお店が多く、3個2,000ウォン、4個3,000ウォン、7個5,000ウォンなどという形で「複数まとめ売り」が基本につき、まず買ってすぐ食べて、残りは2~3日間の旅程で小出しに楽しむのがえりおちゃん流です。

あ、友人と行くときは山分けしますけど、それでも「今はお腹に入らない」「私は一本だけでいい」とかのたまう「胃袋戦力外」な人間ばかりなため、実質一人で買うのとそこまで変わりません。

例外が、すでにザラメがついているお写真のお店が、釜山の西面地区のど真ん中という超ロケーションのいいお店なんですが、あそこは1本1,000ウォンで販売されており、それが一番割高という。笑

先ほども申しました通り、ねじりドーナツは「店舗売り」が多いので、ソウルと釜山それぞれ、いつも私が立ち寄るお店の情報を、置いておきますね。

まず、

ソウルは南大門市場内にございます『효자손왕만두(ヒョジャソン・ワン・マンドゥ)』

店名はこのままハングルで頭に入れておくしかないパターンですが、ヒョジャソンは人の名前。ワン=王、マンドゥ=饅頭、というメカニズムになっております。

店頭に商品を並べてありますので、指差しで買えます。4個3,000ウォン、7個5,000ウォンのパターンしかないので、指を4本か7本か立てて伝えてください。

場所は実にわかりやすいです。

ちなみに通りを挟んで向かいにある「南山コーヒー」と、セットでお買い上げもおすすめ!

南山タワーを見上げながらいただくコーヒー&ねじりドーナツは格別!


釜山でいつもお世話になる、1クァベギ1,000ウォンのお店は『만만정​​(マンマンジョン)』さん。

値段的には一番割高ですが、他より少し大ぶりなのと、場所がとにかく超便利で最高なので、食事が終わるたびに寄って買って、が基本です。

ちなみに「クァベギ(꽈배기)」はそのままカタカナ読みでも通じますが、さらに上をいくならば「ックヮベギ」と、冒頭の濃音カ行の詰まる感じと小さい「ヮ」を出せればパーフェクトだと思われます。


知らぬと大損!? 韓国食事情

日本で食べられそうで食べられない&コスパ良すぎるイメージ、伝わりましたでしょうか。

今年は3月、4月と韓国へ(ソウル・釜山とあともしかして大邱か済州島も!?)行くことになりそうですので、順次、本連載でアップデートしてまいります。今後の記事をぜひお楽しみに!

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