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〈実話ハートフル🐕〉江戸時代の犬の霊が喋りました(後編)

こんにちは😃、椿あんこです。

上の画像は、前編でお話した、品川歴史館に展示してある例の犬の骸骨模型です。(画像はお借りしました)

前編はコチラ
https://note.com/korincian/n/n971a8ec18cac

それでは、後編行ってみたいと思います。



⛩️私と母マミコ、また歴史館に行く


本当は私1人で行けばよいのですが、
なんせ母マミコがいないと、犬の霊に通訳してもらえません(笑)。
なんといっても、今日は犬に「成仏」してもらいたいから行くのです。
また入館料金100円払ったが、かわいい犬のためだ!


さて、やはり犬の霊は自分の骨が展示してあるゾーンにいました。
私たちが来ると、おどろおどろしくなく、
普通に犬っぽく?寄ってきました。
朝イチで行ったので、お客は誰もいません。
これはいいぞ😁!犬の骸骨に話しかけていてもドン引きされないぞ!(笑)。




⛩️犬の霊に話しかける


マミコが、「ここにいるわよ」というので、
私はマミコが指さした方の、見えない犬に向かって話しかけました。


私「もうさ、ここでボランティアガイドみたいに
ご主人の説明なんかしなくていいからさ。
成仏してね💕😃」

犬「…………………🐶」

私「なんか言ってる?」

マミコ「うちのご主人様は気難しい人でした、と」


私の想いが通じたのか通じてないのかわからないけど。



⛩️霊は映像や静止画像をみせてくれる


マミコが霊と話す時に、霊は
言葉でしゃべってくる場合もありますが、
「そのシーンをまんま見せてくる」という霊もいます。
リアルの世界でもこういうことはありますね。
例えば、
旅行先で撮ったすんばらしい景色。
美味しかったイチゴパフェ。
はたまた、週刊誌に載る芸能人の不倫現場。
言葉で伝えるより写真で見せた方が一目瞭然ですし、
百聞は一見にしかず、ですね。

あとは、切り取り動画で教えるというパターンもあります。
この場合、霊からの動画の視点は、
①そのシーンを俯瞰して(第3者が動画撮影しているイメージ)いる光景と、
②霊自身の、自分のおでこにカメラがついて見えている光景(自分カメラの視点)、

の2パターンあります。



⛩️犬の霊がみせてくれたシーン


さて、この時、この犬の霊がマミコに見せてくれた、
生前の犬のシーンがありました。
犬小屋に入っていて、かなり大きい犬です。
狼みたいに怖い感じ。
餌やりなどの世話はお付きのものがしていますが、
人間が近づくと歯を剥き出して怒り、
人間が怖がっている、というシーンでした。


マミコ「ご主人以外にはなついていなかったみたい。みんなに怖がられているわ」


後で調べてわかりましたが、
この犬は舶来もののシェパードみたいな羊犬で、
当時の日本人にはみたこともないレアな犬種、
しかも大型犬。
飼い主の藩主は珍しいから買ったのだと思います。もしくは、レア犬だからプレゼントされたとか。
世話する方は大変ですよね💦
「ライオン買ったからお前世話しとけ」
「まじか!😱」、
ぐらいな心境だと思います。



⛩️犬の飼い主は、伊達藩藩主


私の、霊的歴史検証が始まります。
家に帰ってから、この犬の飼い主について調べてみました。
犬が「ご主人様は気難しい人でした」と2回も言ったのですから。
本当にそうだったのか、の検証です。


この品川歴史館の界隈に、仙台藩の下屋敷があり、
そこに住んでいた仙台藩第三代藩主(だった)伊達綱宗が飼っていた犬だそうです。
(伊達綱宗の肖像画は、前編のトップ画像に掲載してあります😊。)



⛩️伊達御家騒動


さて、なぜこの三代目藩主が、
品川の下屋敷に住んでいたかと言うと、
「酒色に溺れて、藩主の役目を下ろされ、21歳に早々に隠居させられた」のだそうです。

一同「ダメダメな藩主da(以下省略)」


4代目藩主はわずか2歳!
このことが、後に伊達御家騒動を生み出し、
山本周五郎が『樅ノ木は残った』という小説に書いています。

隠居してからはこの元藩主は、趣味に没頭していました。
蒔絵、書、絵画、刀剣、、、。

私「この人、藩主じゃなくて、芸術家とか文化人になった方が良かったのかな☺️」

そして、大きな犬を飼っていたのですね。


犬が言う、「気難しい」とは、どういうことなのだろうか。
犬の自分に対してではなく、綱宗が家臣やお付きのものに対して“そういう態度”をとっていたのかな。
確かにそんな顛末で品川にやってきたのだとしたら、
気難しくもなるかもしれない。



⛩️我が家に現れた、犬


その次の日の早朝(4時ぐらいです)、
母マミコのところに、あの犬が現れました。
以下に、犬の言葉をそのまま書きます。


犬「いぬです。わたしはたいりく(大陸)から、船にのってやってきました。
わたしたちはたべものにもされました。
わたしはくびのところを、き(木)かぼう(棒)でなぐられて、死にました。
たびだちます。ありがとうございました」


私「ついに成仏したんだ。成仏する前に、
わざわざお礼を言いにきてくれたんだ!」

なんて義理堅い、お犬だこと😭!


なぜ、最期は殴られて死んだのかまではわかりません。
ご主人が亡くなり、この大きい犬をもう飼えなくなったのかもしれません。
そこまでの資料は見つけられませんでした。

どんな動物も、生きている間は色々なものをみて、
色々考えながら生きているのですね。
そんなことを考えました。

書いていたら、また品川歴史館に行ってみたくなりました。


私「なぬ!品川歴史館、改装工事中につき、ただいま閉館中ー!?」



椿あんこでした😁。
今日もお読みくださりありがとうございました。
スキもありがとうございます❤️


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