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〈実話不思議🙋‍♀️〉マミコの渡った三途の川がわかりました

こんにちは👋😃椿あんこです。

幕末の父トシオの前世をめぐる旅の連載をしていますが、
今日はどうしてもこちらを書きたくなったので、紹介しますね✨️




⛩️マミコの四十九日


一番はじめの投稿で書きましたが、
母マミコは2018年にヒートショックで亡くなりました。


その数年前から、うつ病と認知症を併発していまして、
股関節の具合も悪く、歩くときはいつも、私の左腕を杖がわりにしてゆっくり歩いていました。


四十九日の納骨が終わり、帰宅し、その夜マミコの夢を見ました。


私は霊感がないですが、
あの夢だけはなんとも不思議な夢でした。




⛩️いつもの散歩道

私とマミコは、同じ道をほぼ毎日ウォーキングしていました。
マミコは私の左腕を掴んでいないと歩けなくなっていましたので、
二人並んで歩ける、人通りと交通量の少ない住宅街を選んで片道30分ほど歩いていました。



その日の夢でも、私とマミコは
二人並んでそのルートを歩いていました。




⛩️いつもの横断歩道の向こうに、なぜか佐一郎の霊


ウォーキングのルート上に、このトップ画像のように、
とても短~い横断歩道を通る箇所があります



その向こうに、なんと、紺の着物を着た佐一郎がニコニコしながら立っています。



私「おじいちゃま、総天然色だ!!!」


私が知っている佐一郎は、もちろん洋服を着ていました。
更には、遺影の佐一郎はセピア色の写真を飾ってあります。

ですので、
着物を着て、
3Dで、
カラーで、
動いている佐一郎を見るのは、
40年以上ぶりなのです。


私「なんなら、ちょっと若返っていて、肌もツヤツヤしていて
めっちゃ元気そう❗」

佐一郎は、晩年は癌で激やせしていましたから。




⛩️マミコ、突然私を突き飛ばす


進行方向50メートル先の横断歩道の向こう側に立っている、
若い佐一郎を見つけたマミコは叫びました。


「お父様~😍!!!」


その瞬間、掴んでいた私の左腕からバンッと手を離し、


私「え!」


佐一郎に向かってダッシュし始めました。


私「えええ~😱!!!」



マミコは股関節が悪くて、この半年、何度も転んでいます。
それが、私を突き飛ばしての猛ダッシュです。



私「ちょ、ちょっとまってよ~😱!!
危ないでしょ!そんなに走ると転ぶでしょ~!」



私はマミコが転ばないようにつかまえなければと、慌てマミコを追いかけました。
しかし、マミコの速いことといったら(笑)。
私、追い付けませんでした😅💦



⛩️横断歩道をスタタタ、と渡るマミコ


横断歩道のところまで行くと、
小走りに切り替えて
トっトっトっ🎵と横断歩道を渡りました。


佐一郎は相変わらずニコニコ笑っています。
マミコは口に両手をあてて、喜びが隠しきれない様子で、
佐一郎の右横1メートルぐらいのところに照れたように並びました。


そのあたりで、私はやっと横断歩道の手前にたどり着きました。
佐一郎もマミコも、とっても嬉しそうです。



⛩️渡ってはいけない

横断歩道の向こう側に、佐一郎とマミコ。

こちら側に、私。



なんとなく、この横断歩道は渡ってはいけないような気がしました。
リアルでは毎日渡っているのに。
横断歩道の向こう側には、この世の人ではない人達が二人もいるのですから。


私「この横断歩道は、三途の川にかかる横断歩道。。。」


私が、佐一郎との再会で喜び爆発のマミコを眺めていると、
マミコはようやく私の存在を思い出したようです。
そして、大きく手を振りながら
私にこういいました。



⛩️「じゃあねぇ~😁」

マミコ「じゃあね~🙋‍♀️💕💕💕」


私「じゃあね~🎵 じゃねーよ!!!」


人がどんだけ心配したと思っているのか。
あんなに走ったら転ぶじゃん(しかし、猛ダッシュできていたけど)。
私が今までどれだけサポートしたか。
私が友達とランチにいくとき、あんなに「行かないで❗」と引き留められたのに。今は名残惜しくないのか!



そこで、夢から醒めました。


私「……………夢? なに、この夢😳」




⛩️短すぎる三途の川


私は次の日、その横断歩道まで行ってみました。

本当に細い道で、書かなくてもよいのに横断歩道が道路に書いてあります。



私「短っ!マミコの三途の川、短っ!
しかも水流れてないし!めっちゃ渡りやすい!」



渡って来てはダメとは言われなかったし、
私も佐一郎に挨拶したかったのは山々ですが、
足が躊躇って、渡れませんでした。



私は霊感がありませんが、マミコが、
「無事にあの世に行くから、ほら、佐一郎も迎えに来てくれているから」と、
見せてくれたような気がします。



私はそれからも、
その短すぎる横断歩道(三途の川)を渡ったり戻ったり普段使いしながら(笑)、
この世を元気に生きています。

そしていつか私が旅立つ時は、
マミコがああやって迎えに来てくれるのだなあと思います😊。




椿あんこでした!
今日もお読みいただきありがとうございました。
スキもいつもありがとうございます❤️

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