子ども家庭科教室を始めたきっかけ 

なんともざっくりしたタイトルですが、タイトル通りの中身です。
なぜ学校の外でも家庭科を教えようと思ったのか。
そのきっかけの話です。

学生時代のきっかけ

1つは学生時代、ふと、学校以外の場所で家庭科教えたい、と思ったこと。
なぜそんな事を思ったのか、はっきり覚えていませんが、多分、教師になる覚悟というか腹を決めかねていたのだと思います。家庭科教育とはずっと関わっていたい、でも学校の先生が務まるのか…と教員になる覚悟を決めかねていました。

元々、先生になりたかったわけではなく、家庭科の元になる生活科学の勉強が面白く、そこから家庭科教育学に興味を持ち、家庭科教育学を学ぶのが楽しくて楽しくて仕方なくて、気づいたら、就職先がほぼ学校しかなかった、という感じです。

結局、偶然見てもらった手相占いの人から、あなた就職運が本当にやばいから!今すぐ就活本気出して!本当にやばいから!と言われ、そこまでやばいのか…とその人の言葉が後押しになり高校の常勤講師となりました。

その後は日々の忙しさ、結婚、妊娠、退職、出産とあっという間の20代後半が過ぎ、家庭科を学校の外でも、の気持ちはどこかへ忘れていきました。

教職は長女妊娠時に体調を崩した事、初めての子育てに日々いっぱいいっぱいだった事、いっぱいいっぱいゆえ保育園を探す気力わかず情報まで辿り着けなかった事、言い訳ばかりでお恥ずかしいですが、当時はもう一度、学校に勤める事がものすごく高いハードルに思えていました。

子育てからのきっかけ

再び家庭科を学校の外でも、の気持ちを思い出したのは長女が5歳、次女1歳の時です。

家庭科教育学を専攻していた事もあり、子どもが生まれたら生活の色々は早くから教えて…などと、現実とは程遠いことを考えていました。

現実はご想像通り、そんな余裕はなく…

ある日、当時5歳の長女が、縫ってみたい!というので針の扱いを教えたのですが、全く思うように教えられず

誰か私の代わりにこの子に家庭科教えてほしい!

と本気で思いました。

その時の経験から、もしかしたら、私と同じように、誰か自分の代わりに教えて欲しい!と思っている人がいるかもしれない、むしろ、そんな教室があったら私が通わせたい、と思いました。

そんなきっかけと、学生の時考えてた事が合わさり、子ども家庭科教室を始めました。

最後に

音楽の好きな子が音楽教室に通ったり、図工の好きな子が造形教室や絵画教室に通うように、家庭科の好きな子が通える家庭科教室があっても良いと思うのです。

まだまだ子ども家庭科教室の認知度は低いですが、学校の外でも気軽に家庭科が学べる時がくるように、出来ることを一つ一つ続けていきます。

家庭科の楽しさがもっと広まりますように!








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