体外受精をしようと思ったら早期卵巣不全と診断された話。~不妊治療①~

※19/01/21早期閉経=早期卵巣不全としタイトル変更しました。
本文中は、そのままのショックを表現するため言葉の変更はしていません。

2019年1月17日2つ目の不妊治療の病院で予想もしていないことを告げられました。
排卵障害で、体外受精へのステップアップと思っていたのですが
先生の診断結果は「早期閉経」
聞いた瞬間はまったく理解できず、閉経=妊娠できないが聞いてから数分後飲み込むことができました。
可能性が無いわけではないが、31~32歳までが勝負なので31歳の私のリミットはあと半年。先生はなれているのか、「結婚してすぐ検査してればよかったね」と過去のことを話します。結構、患者さん傷つきますよ、その言葉。
先生の言っていることを理解し、ものすごいショックをうけ待合室で待っていました。その後は、病院側の事務的な会話。この人達心ないなーとか思ってしまった。ごめんなさい。看護婦さん。
すぐに、旦那に連絡をして、仕事を早退してもらいました。
何も考えられないまま、ただ旦那に会いたくて家に帰りました。帰宅後数分で旦那も帰宅。
たくさんの涙とともに、今日の出来事を報告しました。
ごめんなさいという気持ちと、授からなかったことへの恐れ、いままでの自分の生き方への後悔でいっぱいでした。
旦那さんは、すぐに「2人でも幸せだし、どんな私でも大好きだ」と
「今でも十分幸せだし、〇〇と一緒にいることがとても幸せだ」と言ってもらいました。でも、私の自己攻撃はおさまらず、こころがイガイガすると伝え何度も、旦那にそのままでいいよ、大好きだよと言ってもらいました。
母にも連絡し、事実を伝えました。最初の電話で母もショックだったのと、私が泣くと、母も泣いてしまっていました。苦しい報告は1日にまとめてしまいたいと思い、勢いで母へ電話し、とりあえず報告をして電話を切りました。母との電話をまた悲しい気持ちになりぐずぐず。でてくることばは「どうしよう」放心している私に旦那は優しく「苦しい今日は、なにも考えなくていいよ」と声をかけひたすら抱きしめていてくれました。
再度、母からの着信。電話にでると「1つの病院でそう言われたからって諦めるな!会社から休み前借りして、動きまくりな!」と喝の電話でした。
ショックで放心していた私に母の言葉は勇気をくれました。「悲しい」「悲しい」と言っていてもだめだ。
実は、帰りの電車で早期閉経で調べて、有名な大学病院があったのですが、初診は紹介状が必要とあったので、ここにいきたいけど、紹介状ないからな、、と諦めていました。
考え始めると、お腹が空いていることに気が付き、旦那さんと昼食を買いに外にでました。リトルマーメイドでパンを買い・ドトールでカフェラテを買い美味しいケーキやさんでケーキを買い、動く自分へのエネルギーチャージをしました。
ご飯を食べて、行きたいと思っていた大学病院へ電話。やはり「紹介状が必要」と第一声。ルールを守りたい派だったので交渉したりしないのですが今回ばかりは「紹介状はないのですが、検査をしてほしい」と交渉をしました。そしたら、お金はかかるが対応可能とのこと。よかった。と一安心。母からは、栃木でも探してみるから!と応援メッセージ。

無音だと、考えてしまうので、明日の通院が決まってからテラスハウスを流し始める。(先々週から夫婦でハマってしまっている)落ち着いてきたのか泣かなくなる。しかし、ふとした瞬間にこころによぎる「恐れ」それが見えるたびに「怖い」といって旦那にギュッとしてもらい「大好き」と伝えてもらう。をひたすら繰り返しました。

夜になるとなぞ不安が襲ってきます。
お風呂に入って、もう一度自分を内省してみる。そうすると授かれなかったときのショックを和らげるために、授かれなかった未来での幸せな世界を想像してすり込むことを自己防御的な感じで自分にしていることに気が付きます。でも、プラセボ効果があるように「信じる力」って大切な気もする。もう少し考えると、授かれなかった未来の私は「信じきれなかった」過去に対して後悔する自分もみえました。
旦那にそのことを話ながら整理をしていると旦那さんは「右の道と左の道があって右にいったら、左にはいけないから右にいった人にしかわからない世界があって、どちらもいいも悪いもないよ」「でも私の後悔がないほうがいいから信じるではなく祈るとかのがいいんじゃない」ともいってくれました。
諦めグセがあるので、祈ること信じること言霊なので言葉に出すこと。少しずつ、こころを整理してより成長できる未来を信じて。

#不妊治療
#早期閉経
#早期卵巣不全


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?