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そうだ、動物園にいこう!

いきなりYouTubeでオススメに上がってきた大阪の天王寺動物園の象の最期の一日。タイトルですでに涙ぐんでたけど、
全部観たら嗚咽するほど泣いてしまった。

夫に
「マリーとエリに会いに行きたいんだけど」
というと
『誰だよそれ。』と返された。
「動物園のゾウだよ。」
『あー、誰かと思ったわw いいよ、久々に動物園もいいね』
ってことで動物園へ。

動物園行くなら午前中。動物園行くなら午前中。
‥大事なことなので2度書きました。
動いてる動物を見たかったら午前中に行かないと動物は昼寝しちゃってるからね。
久々の動物園は
やはりコロナの影響でがらんとしていたけど‘37歳、女’がゾウに向かって「エリーーーー!、マリーーー!」と叫んでも周りに誰もいないので、存分に象との時間を楽しめた。

途中、小さい男の子とおばあちゃんがやってきてソーシャルディスタンス保ちながら見ていたけど後ろ向きのまま足場ギリギリまで来た時に
「あっ!!ぞうさん、あぶないよーー!」
と男の子が身を乗り出しながら叫んでいたのが微笑ましかった。
男の子よ。だいじょうぶだよ。
私が生まれた年にこの動物園にやってきて37年もここにいるんだから。
目を閉じてもこの場所を歩けるほどだよ、きっと。

転勤族だったので今まで色んな動物園に行った。
愛媛にいた時に〝媛(ヒメ)ちゃん〟が生まれ、
どうしても媛ちゃんに会いたい!と、夫に懇願し、横に長い愛媛県を横断しとべ動物園に行った。(当時、高松寄りの愛媛に住んでいた)
まだ小さくてポニーぐらいの大きさだったけど可愛いかったなぁ。
あの時抱っこされていた息子も私の身長を軽く追い越してしまったから
媛ちゃんも相当大きくなっているんだろうなぁ。

山口の徳山動物園は当時の自宅から歩いて通えるほど近く、
年間パスポートを買って散歩するように通った。
まどみちおさんの影響でぞうさん推しだったなぁ。
マルミミゾウ。可愛かった。

だから気がつけば動物園にゾウって当たり前にいるんだと思っていた。
でも今、天王寺動物園にはぞうがいない。

天王寺のゾウの動画をみていて思ったこと。飼育員があんなにゾウの近くで、ゾウに話しかけてお世話するのなんてそういえば見たことない。
あの姿を見ていた大阪の子ども達は、あれが普通だと思ってるんだろうな。
とっても特別なこと。本当に愛情深く接しないと無理なこと。

メス同士のエリとマリーがケンカせずに仲良く生活してるのも特別なこと。人間でも揉めるよ。女同士って。
その【特別】に気づいたらいてもたってもいられなくなった。
コロナ禍の今は特に。会える時に会わないと後悔するから。

そして会いに行ってよかった。
また近いうちに会いに行くね^^


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