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私のナンバー1ローラー台の紹介    GTローラー 浮遊感がある

最近ローラー台に使っているバイクのタイヤが、2ヶ月で3度パンクした。
立ち漕ぎをしてパワーを駆けた時に限ってタイヤの空気がスーッと抜ける。
同時に練習する気力も抜ける。
「よくわからん・・」
タイヤを外してリムをじっくり調査する。
なんと原因はリムテープのズレだった。力を駆けた時にリムテープがずれて、スポークの穴に圧力がかかりチューブが裂るようだ。
そうか、そう言えば最近リムテープの事なんか忘れていた。

リムテープ交換する

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ローラー台の話
本題へ、2016年の冬からGTローラーを使っている。
このローラー台は立ち漕ぎでタイヤがパンクするほど素晴らしい製品。
外を走る気がしなくなる。
今一番のお気に入りだ。年間200日以上乗っている。

GT-Roller  FLEX3(GTローラー) メーカーはGROWTAC 
2015年新発売されて、愛用者は多い、少し値段が高いので買う時は少々躊躇する。 税込み定価 76,780円。
でも高級なカーボンホイールよりは安いし、また練習効果が高いと思う。

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一番のポイント 
実⾛と同じようなフィーリング(バランスのとり⽅)を再現している。
3本ローラー台より実走感がある。
自分で乗っている時の動画を観るとよく分かるが、ロードバイクを漕ぐとき人は細かく腰が前後左右にゆれている。その動きに自転車が対応して動く。無駄な身体の動きにも自転車は反応する。
このローラ台は、そのような動きを矯正出来る。

機能と性能
身体の動きに対して前後左右のあらゆる⽅向にスウィングするため、前輪の接地位置を仮想的に移動し、後輪はロールセンターの動きに合わせてローラー上を⾛⾏する。
実⾛と同じようなフィーリング(バランスのとり⽅)を再現している。自分の動きの良い点、悪い点をきちんと再現する。

MotionController3という可動システム。フロントフォークを固定する。

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ダンシング可能
フレームを完全に固定しないため、ダンシングが可能となる。
自転車を振ってもフレームを痛めることはない。ちなみに自転車をもの凄く降るような極端なダンシングは止めた方いいと思う。
基本的にフレームを痛めるとかの影響はない、古い自転車などを使わないで、実走しているバイクをそのまま使える。


低振動・低騒音
とても静かだ。それと幅を取らない。ただ強度はそれほど強くないので、1000W以上の馬鹿力で漕ぐような練習には向かないと思う。スキル系と持久系に効果的だ。それでも300W程度の負荷には簡単に達する。負荷調整は11段ある。

後輪は2本の短いローラーの上に乗る。固定はされていないので比較的自由に左へ右へと動く。

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機材の調子が分かる
ローラー台が静かなので、自転車の異音に気づく。また台細かく動きに反応するので、フレームが歪んでいるようなバイクは直ぐにおかしいことが分かる。
真円に調整された高級ホイールとタイヤを使っての走行感は静かでスムーズ、ホイールとタイヤの性能に感動する。

フルクラムR3のスポークテンションを調節して乗ったりする。
機材調整にこのローラー台は活躍する。

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一押しの特徴
漕ぎ方のバランスがおかしいとか、自分の身体が曲がっているとか、そのおかしさに気づく事が出来る。
一応固定されているので、車上で安全に体の使い方、バランス感覚のトレーニングができる。メリットはこれに尽きる。矯正治具に近い。
自転車はパワー系ではなく、スキル系のスポーツだと思っている私にとって、これしかないと思っている。
壊れたらまた買う。

設置の注意
構造的にT字構造で重力に反応するので、水平出しをした方がいい、少しでも傾いた状態で乗るのは良くない。

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興味のある方はこのコーチングが参考になる。
良いペダリングしていると風圧の浮力が無くても尻に浮遊感がおこる。
試合ベースで乗る限りサドルで尻が痛むことはない。



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