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縫製工場をめぐる その2

その1に引き続き

この日は縫製工場の現場めぐり

現場をめぐり

今後の方向性や

管理状況や交渉や確認などを

直接現場を確認して、打ち合わせ

裁断用の機材の一例

実際の生産は縫製だけではなく、延反や型入れや裁断、縫製の後の仕上げや

まとめ、その前に加工が入ったりすることもあります

様々な工程と仕様や生地などの原材料により、

指示された仕様やデザインなどによって、

様々な指示や確認が必要になってきます

それらをある程度予測してパターンを制作して

生産している最中にも随時指示を出しながら

デザインとパターンと生地など原材料と裁断・縫製を

連携させて生産現場を

管理やコントロールして完成させます


ミシン

アイテムにより定番的な生地で、縫製しやすい定番的なデザインを

生産するのですれば、パターンが完成して、

工場に原材料とパターンを投入すれば

そのまま製品に仕上げてくれるかもしれません。

しかし、弊社にご注文頂く製品は複雑な製品や

個性的なデザインや生地などの

完全オリジナルデザインのアイテムがほとんど。

量産してみると

予測不能な事態も起きやすい・・・


そう、サンプル縫製で1着とか生産するのと

量産で生産するのとでは

工程やら何やら、大きく異なるのです

最近は人手不足なので量産の生産ラインで

サンプル生産するケースは少ない傾向にあり、

サンプル生産は生産ラインを量産とは別箇にする現場が多いです

そうでないと量産の人出が減り、

納期遅れの被害額が大きくなってしまうからです


アイテムのデザインや指示内容や仕様、

現場の対応などにもよりますが、

サンプル生産で量産時の様々な確認を行わない訳でもなく、

現状の多くの工場の体制では

サンプル生産だけでは量産時の様々な対応が

カバーしきれないケースが多いです。

その為量産は量産で様々に対応したパターン制作と生産管理や

生産時の適切な指示が必要になってきます。

当然現場は動いていますので

即座の判断や指示が必要になる場合が多いです。

一度スタートした量産は一旦止めると

確実に納期が大幅に遅くなり、

品質やコストなどにも大きく影響します

その為一度仕掛かった量産の工程は

一旦止めることは原則できません

その為工場の現場との強い連携や

専門的な知識と経験、

素早い的確な判断が必要となります。

また量産は指示や確認をほんのちょっと間違えると

美しくない製品や不良の製品が

アッという間に大量に完成してしまいます

怖い・・・・


その様な事が無いように

普段から工場の現場とは

コミュニケーションを取り適宜現場に出向き状況を

確認する様にしています

工場の現場を巡り、また大阪に戻って

いかにも大阪の風景

また取引先と打ち合わせです!


株式会社コロン