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連載103 2023年7月のお酒のエッセイ「ブッシュミルズ」

 なんか忙しかった。究極は7/6の夕方から7/7の朝まで宿直で会社に泊まり、
その足で7/7に大学まで出張、MALDIを測定し高速を往復したときかな。

 正直に言うと、今月はめっちゃ体調が悪い。自然にお酒を体が避けてしまう。
先々月とは別な症状で、体がめまぐるしく、悪い。でも先々月より飲んでるのは
体と試行錯誤をやっていて、折り合いをつけようとしているからなのだろう。
今月は15/37で、率にして0.405、年当初からは少し下がり0.465。外飲みは2回、家飲みが減ったのかな。

 外飲みは直の後輩と2回行っている。来月もありそうで3ヶ月連続かな。1回目は後輩が行ったことながない、と言ったので最近歓迎会で行ったばかりのお店に。マッカランのダブルをロックでとか、生3とか。料理はまあおいしかったし、マッカランってこんな味だっけ、と記憶が都合よく美化されていたのを感じた一夜。後輩は次の飲み会(7/14)に関して、熱く思いを語っていた。彼の直の先輩で、かつボクの直の後輩にあたる中間の人を呼んだのだ。まぁ、ボクは一番上なので熱い思いはなく気楽だったけど、一番下の後輩からすればいろいろな思いがあるのだろう。

で、その7/14。今日は4人飲み。

店はいつもの美味しいお店、一番乗りで待ち、次いで紅一点のボクの同僚かつ、
一番下の後輩の同期、そして初招待のボクの1個下の後輩が来る。で、一番下の後輩がなかなか来ない。18時ちょうどに最後に登場し、日和ったかと思ったけど、本番はちゃんと初招待の先輩に絡んでくれた。わかりずらいので整理すると、高校の先輩後輩で、一番上がボク、二番目が初招待のトッシー、そして一番下のダイ。ダイの同期でボクの同僚のAkiさん。

 生ジョッキに白州ハイボール7杯。

白州、好きなんだよね

ボクは正直飲みすぎて途中からよく分からなかくなったけど、刺身七種盛りの舟盛りとか、ハラミの大皿とかいつも残るのに、その1個下の後輩が全部平らげてくれた。

おいしい料理たち

 や、ほんとにすごいな、この子。ハンパない。いつもより早めに店を出て、帰りの記憶が曖昧だったけど、帰り送ってくれたAkiさんのじゃない車の前で、いつドアが開くのか立ち尽くしていた記憶はある。酔っ払いはこれだから。降りてから短い距離なのに、例によって千鳥足でふらつき、傷つけてしまったお気にのキャサリンハムネットの革靴。日曜にリペアしたけど、ごめんよう。もう飲み会ではどうでもいい靴を履こうかな。でもどうでもいい靴って、買わなきゃないんだよな。やれやれ。

家飲みのウイスキーは2本だけ。

1本目はブッシュミルズ。アイリッシュウイスキー。家では2回目。味は普通。
・・・あやまれ、ウイスキーに。ほんとにね。実飲4日間。買った理由は手頃に買えるウイスキーだったから。最近ウイスキー高いからね。

ブッシュミルズ、手頃にスーパーで買えるお酒


2本目はお初のウイスキー、グレンターナー、スコッチ、ダブルカスク。ダブルカスクっていうのは2つの別な樽(バニラやココナッツのフレーバーを与えるアメリカンオークと、渋みを与えるヨーロピアンオーク、他にはジャパニーズオーク(ミズナラ)とかもある)で熟成した原酒を掛け合わせたもの。でもグレンターナーって世界ウイスキー大図鑑に載ってないんだ・・・あとは、大好きな白ワイン・ジェイコブスクリークのピノグリージョを2本とか、香るエールとか、そんな1ヶ月だった。

ピノグリとボンゴレビアンコ

さて、8月は2日にまずは歓迎会が決定。あとは例の反省会があるかも。次はゲストとして全部任せようかな。そんなこんなで、3連休の最後、朝5時に書きました。またね、チャオチャオ!


2023年12月現在、当時を振り返って

 5ヶ月前のエッセイ。さて、この後書きを書いている今日は12月3日。師走に入って急に寒くなった。エアコンやらこたつやら暖房が恋しい。家には石油ストーブなるものが存在しない。備え付けのエアコン1個とこたつだけでここ何年も冬をこえてきた。エアコンがあるのはキッチン。寝室は遠く何も暖房器具がない。でも今年は違う。夏にその唯一のエアコンが故障騒ぎがあり、ダイソンの小さな扇風機兼暖房の機械を買ったのだ。それを寝室に置く。小さいし風は弱いがないよりはマシだろう。買ったものは使わなきゃ、ね。

前から書いているが、この夏はめっちゃ忙しく、心身の消耗が激しかった。体が不調だと心もどこか落ちていく。それを癒してくれたのが、後輩との飲み会だった。つい先週の金曜もやったのだけど、後輩の前だと好きなことを言えてストレスがかからない。後輩もたぶん、そう。なかなか、愛想笑い以外の笑顔を見せることは少ない自分だけど、この時ばかりは心から笑える。美味しい食べ物と美味しいお酒と、心許せる飲み仲間。この夏はそれに救われた。といっても体調不良は飲んでいたからとも言えるけど、そのために不良になるなら本望だ。体調はこの頃一進一退を辿るけど、もう少ししたら開き直る。またその話は後の機会に。

さて、師走、ボクはもう走れないけど、ゆっくり後ろから歩いていこう。

後書きは短いけど、このへんで。So long !


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