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連載86 2022年11月のエッセイ「休んでも、いい?」

Cogito ergo sum 我思う、故に我あり


最近、忙しい。

社長プレゼンとか、MALDIを金曜に大学出張でめいいっぱい測って、次の火曜にはそのデータで月報を書くとか。おまけに自分管理の装置も故障とか。やれやれ。
土日もあったもんじゃない。

と、そんなふうに自分を追い込む自分が悪いだけ。だから、ある意味、今週が正念場。土日も働いたからさ、次の金曜日休みたいな。木曜が社長と懇親会だし。

休んでも、いい? ダメかな?


また、冬が来るね。

毎年馬鹿正直に季節は巡る。定刻通り動いている地球や、人間ってえらいね。

今年こそ、Aラインのコートを買いたいな。Aラインって基本女性が多いけど、メンズもあるんだよね。なんか、前にも書いたかもだけど、毎年コートは買いたくなる。今年考えているのは、茶系統のトレンチか、チェスター。場合によってはステンカラーでもいいのだけど。早めに物色しなきゃ。そう、人生には気晴らしが必要、自分へのご褒美でもなんでも名称はいい。頑張ってるんだもん。

お酒のエッセイ編に書いた友人と、この前の4連休の中日、ランチを平でとった。とあるいつものお店で牛タン焼肉定食、そして駅ビルの裏側のコーヒー店でランチタイムの時間だけしゃべった。友人はその日仕事なのだった。夜のお酒だけじゃなく、昼間も楽しい。なんか、駅前もJRのホテルができたし、エスパルの看板もかかったし、テナントもいくつか入るのを聞いた。また時代が少し変わっていくのね。
いい方向に変わっていくことを、願う。ボクが願わなくてもいいけど、我思う、故に我あり、っていうでしょ。世界は本当は自分の頭の中にしかないかもしれないから、ここで願っとくよ。今月はとりとめがない話ですまない。

やっぱ疲れてるんだよね。休んでも、いい?


2023年7月現在、当時を振り返って
 9ヶ月前に書いたエッセイ。この頃から疲れがより顕著になってきて、ついつい月報に載せるエッセイでも心情を吐露してしまっている。年齢というのもあるのだけど、あらゆる基礎的な生きる力が落ちてきたんだな、と思う。それを理解していなくて、いつもと同じ働き方をするから、疲れが取れないんだ。もう、頑張るのは止めどきなのかな。

でもこの後、2023はもっと頭を使う忙しいことになる。そして疲れと体調不良が続いて、今、なのだ。なかなか、止めようと思ってもプライドと期待が、ボクを締め付ける。とりあえず体がギブアップするまで、多分今年は頑張り続けるのだろう。報われるかな? それが心配。

さて社長プレゼントと懇親会は思い出したくもない。早く今の社長が代わってくれたら、と心から思う。一歯車が思ってもしょうがないけど、ソリが合わない。偉い人とはあんまり相性が良くない。ボクが大人になれず、嫌なことは嫌と顔に態度に言動にはっきり出すのも良くないのかもしれない、三つ子の魂、100まで、かな。

結局、Aラインのコートはおろか、その冬は何も買わなかった。理想のコートが見つからない、というのもあったけど、気力の問題かも。なんでもやる気がないとうまくいかないものだね。

最後に書いた友人とはこの年の最後に、お酒を共にした。年1,2回ペースで続いている。友人はボクと比べようがないほど、忙しくしている。毎日Twitter、あ、Xになったのか、でつぶやきを見ていて元気なのは確認している。

さ、ボクも元気出さなきゃ。
今日はこの辺で、アデュー!

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