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1時間でゲーム案を出すには(ブレスト)

前書き

 1時間で企画をまとめるという事を昨年何度か行ってきた。
感覚がまだ少し残っている今のうちに、自分がどういう思考で案を出しているかメモとしてこのnoteを残しておきたいと思う。

ブレスト(目安30分)

  この時点では、良いとか悪いとか考えない事。どうせ採用しないような変な案、ありきたりな案も絶対に書く事。
 また、ゲームの案を一個に決めない事。

何を書いていくか?

 といっても闇雲に書いていくと時間が足りない。ゲームの概要を考えるこの段階で特に重点的に埋めているのは
 「どんな手段で何を達成するか?
 「何を褒めるか?どんな台詞が生まれるか?
 の2つ。

どんな手段で何を達成するか?

例)お題 吊るす
⇒「吊るす」という動作は日常生活で行う手段⇒何故行うんだっけ?

理由 吊るす対象を何か(風、視線など)にさらす:風鈴、アドバルーン
理由 吊るす対象から出るもの(光等)を多くの場所へ:電球、洗濯物
理由 空間の有効活用:キッチン収納、ハンギングプランター
理由 重力利用:アンコウの吊るし切り

⇒空間の有効利用≒パズルゲーム テーマ「ハンギングプランター」


例)お題 記憶ゲーム
⇒記憶するは達成すべき状態 どうやって記憶するか?
学生時代 自分や友人はどんな暗記法をしていただろう?

・記憶対象:文字、数字、絵、音、概要か詳細か
・動作: 書く、読む、体を動かす、説明する
・創作: 語呂合わせ、頭文字だけ覚える

何を褒めるゲーム?

 現段階はまだゲームの最も重要な部分だけを確定する作業である。”シンプルに〇〇できる人ってすごい”という単一の価値観を軸にまとめた方が良い。相反する価値観とか、あんなこともこんなこともできるとかは(最終的にはそういう案になる事もあるかもしれないが)今は考えずシンプルにまとめる。
 複雑さはプロトタイプ作ってゴーサインを出してからでも十分
 

迷ったり筆が止まってしまったら


逆に?で客観的に考える

 手が止まってしまった時に使えるキーワードが「逆に」だ。このキーワードの良い所は2段構えな点である。
 別の視点で考える事で違うアイディアを強制的に出しつつ
 今までやってきたこと(やその一部)がどういう傾向にあるか?自分がそのお題をどう思っているか客観的に見るきっかけになる。

既存のゲームを思い出す

 変にパクリにならない事を意識しすぎるとかえって囚われたり、突飛なだけの案によってしまいがち。
 特に商業で出ているという事は最低限ニーズがあるところなので絶対ブレスト段階では書く事。

検索(特に画像検索)、AIに聞く

 自分の偏りを無くせる上、大抵マニアック過ぎないものが出てくる。

どう書くか?

  ノートでもツールでも慣れているもので良い
(目的、主人公の立場等)カテゴリーごとに色分け、場所分けするなどして置くとこの後案としてまとめやすい。

ツールを使う場合



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