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「#技術書典 応援祭」参加したくても参加できなかった人の話

noteで#技術書典 のテーマを募集してるのでポエムを書きたいと思います。

一言で言えば、

「「コロナのばかやろー!!!!!!!」」

です。本の紹介よりもコロナに振り回されたこしあんさんの話なので気軽に読んでね。

何を書いたか

ディープラーニングのGAN、特にInpaintingの本です。Inpaintingって言っても何のことだかわからないですよね。こんなことをするのがInpaintingです。

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画像:https://github.com/JiahuiYu/generative_inpaintingより

「モザイク除去」を機械学習を使ってやってみよう、そしてGANのマニアックな話を実装から見ていこうという本です。GANの本って日本語でほとんどないんですよね。めちゃくちゃGANGANした本って楽しいですよね。

ディープラーニングとモザイク除去の相性は良くて、例えば簡単なCNNを使ってもこれだけできます。これは本書の演習問題からです。左が本物、中央がモザイクで、右が復元です。これはGANを使ってませんが、こんだけきれいに行けるんです。

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商業本だとせいぜいCycle GANあたりまでですが、こんなの序の口なので、1章でさっぱり片付けてGANの安定性(Spectral Normalization)や最新の論文のGANも紹介していきます。GANの日本語本としては日本一詳しいかもしれません!(さすがにこれは言い過ぎ?)

(Boothのほうにサンプルあります。Boothの物理本欠品しててごめんね。もうすぐ増刷するから、Boothでほしい人は入荷メール入れてね)

本の宣伝はこれぐらいにして、なぜ応援祭に参加できなかったのか、コロナに翻弄された著者(こしあん)もかなりコンテンツ力あると思うので、そちらを書いていきたいと思います。

技術書典8落選

もとはといえば技術書典8に落選してしまったのです。7でも落選してしまったので、2連続落選となります。書類不備があったのかもしれませんが、機械学習関係が競争率が高かったのかもしれません。見ていると結構ML・DLのサークルありますよね。

このへんはこちらのnoteに書いたので前に読んだ方もいらっしゃるかもしれません。


委託してくれるサークルさんがいた

前に勉強会で知りたったkiyoさんという方なんですが、技術書典8に当選していて、「ちょっと委託してほしいな~」って言ったらありがたく受け入れてもらったのです。

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自分なぜか当選運がなかったので、これは非常にありがたかったです。kiyoさんがCycle GANのようなUnpaired DataのGANの話だったので、Inpainting(Paired Data)の兄弟分で話的にもあいやすかったのです。

そこで、委託の方向で新刊を出そうとしました。

コロナ、襲来

ご存知の通りコロナが猛威を奮っております。この関係で技術書典8の当日開催が中止になってしまいました。コロナによる大きな同人イベントの中止としてはかなり早い段階だったので、大きく話題にもなりました。

ちょうどこの中止のタイミングで自分は印刷所に入稿をしている段階でした。ここからこしあんさんが翻弄され始めます。

「「あれ、かわりに応援祭を開催するっていってるけど物理本をどこに納品すればいいんだ?」」

応援祭自体が急ごしらえだったので、自分も正直「電子版しか扱えないプラットフォームでどうやって物理本扱うの?出荷作業誰やるの?」と思っていました。運営の方も2月の中旬決定→3月上旬の開催のための実装だったので、正直デスマもいいところです。ここを責めるのはかわいそうなのでやめてあげましょう。

そこで印刷所の方とこんなやり取りを始めます。

印刷所「こしあんさん、刷るのはいいんですけど納品先どうしましょう?」
こしあん「代替の応援祭の送りたいんですけど、私も納品先わからないんです。わかり次第お知らせしますね」

正直申し訳なさがすごかったです。自分でもなに言ってるんだかよくわからなかったです。

委託、終了のお知らせ

ここで運営から蜘蛛の糸がちょっきんされます。気分は蜘蛛の糸のカンダタだぜ。

他の著者の本を委託で受けてもいい?
オフラインで開催する技術書典8では、委託を引き受ける予定のサークルさんもいらっしゃったと思いますが、残念ながら「技術書典 応援祭」では、契約上の制限として委託販売ができません。(サークルに所属されている方ご自身が、販売する本の権利保有者である必要があります)

まぁ契約上仕方ないよね。でも 刷 っ ち ゃ っ た 後 な ん だ よ な ぁ

ちょっとこれこしあんさん芸人力高くないですか??

ただしこれには裏があって、

例えば「わかめさん」と「ひつじさん」が所属するサークル「テックニャースター」があり、サークルの代表者はひつじさんだったとします。この場合、「技術書典 応援祭」で、わかめさんの本や、ひつじさんの本、そしてテックニャースター合同誌を、「テックニャースター」の頒布物として登録して販売することが可能です。ですが、「テックニャースター」というサークルに所属していないもちこさんの本を、委託で販売することはできません。

ということは、「私の本をkiyoさんの合同誌に寄稿して、kiyoさんとの本と合体させて合同誌という形で頒布すれば電子版ぐらいはいけそう」というソリューションが浮かびます。

物理本は結局Boothととらのあなに送って頒布することにしました。Boothやとらで「技術書典8」のタグだけつけて寄生しているように見えるかもしれませんが、こういう背景があったのです。

肝心のサークル主の本が完成しない

自分の本は2月中旬に完成したのですが、なんとサークル主が実験に手間取ってしまって完成しないのです。こればっかりは機械学習あるあるなので責めないでください。

先日聞いたところ「3月中にはなんとか目処がつきそう(本人談)」とのことだったので、応援祭ギリギリでは間に合うのではないかと思います。kiyoさんを信じましょう。先生、がんばれー!(ハードルを上げていくスタイル)

合同誌といえばそういえばこんな漫画があったの思い出します。まさかここでこの案件に遭遇するとは思わなかったです。

「必ず誰かが足を引っ張ってしまい、100%人間関係がぐちゃぐちゃになるぞ」

これ見たときは他人事のように思っていましたが、まさかこんな身近なところで遭遇するとは思わなかったです。コロナのばかやろー(責任を疫病になすりつけていくスタイル)

今2人だからどうにかなっていますが、これが4,5人になったらやばいですね。締め切り駆動開発なのはエンジニアも漫画家も変わらないんですね。皆さんも合同誌には気をつけましょう。

※念の為補足しておくとkiyoさんとは人間関係ぐちゃぐちゃにはなってないですよ。逆にネタにして宣伝しているぐらいなので(本人も肝っ玉強くて表立っては嫌がってはいないようです)、完成を楽しみにしたいところです。皆さんも応援してくださいね。

「参加したいけど参加できない」のわけ

技術書典応援祭に参加したいけど参加できないわけはこのとおりです。

・委託が契約上不可になってしまった
・合同誌にしようとしても他の人の原稿が完成しない

DBのデッドロックかよ?? って感じですが、限界同人芸人と化してしまいました。こんなのコロナでもなければありえないですよね。

今後について

次の技術書典にも応募しますが、正直当選する自信がない(次回の抽選が今回の参加組に優先的に割り振られているため落選する確率が高い)ので、技術書典以外にも応募しました。現時点として私単独で(こしあん名義で)参加決定しているイベントは次のとおりです。

5/3・5/5 おもしろ同人誌バザール大崎9
C98連動で大崎駅前で開催されるイベントです。屋外開催なので仮にコミケが中止になってもできると期待したいです。

6/24 第3回 技術書同人誌博覧会
こちらはまだ開催決定ではありませんが(2/21時点で「状況確認中(開催可」扱い)です。屋内イベントですが、だいぶ後なのでこの頃にはコロナが収まってるといいなぁ。


ということです。こちらの他にも通販で頒布予定です。

kiyoさんの原稿完成を楽しみにしましょう。そしてよければ自分の通販にある本をポチってくれたら嬉しいな。Boothの物理本の発送、倉庫の入荷作業の都合でものすごいおまたせしてごめんね!

応援祭の物理本発送、Booth倉庫みたいに入荷で手間取らないし、送料もBoothと同じ(400円)なのですごいと思います。使いたかったなー。次回か2回先になるかわからないけど、技術書典の抽選通ったら嬉しいな。

買ったおすすめの本とかはまた別の記事で。



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