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加齢と幹細胞と関係について考察してみようと思います。
余命を考えはじめたり、身体の老化を考える上で鍵となるものです。世代間の違いに着目して今後どうすべきか理解して行動することです。

当然のことですが人間の成長は卵子の精子の受精、そして赤ちゃんから始まって最後は死に至ります。これは避けようのないことで、いかにその間、生命の仕組みを知りつつ身体を大切に、そして「人生を楽しむ」かということが大事なんだろうと思います。

あまり明確なデータは存在していません。調べれば調べるほど諸説あるので確定的でない事ははじめに最初に申し上げておきます。散在する信頼できそうな情報を集めて計算しています。

幹細胞数が鍵、あなたは今いくつ再生に使えるのか?

まず体を構成する体細胞はいくつあるのか調べると、十種類以上の方法があります。よく言われるのが大人の場合、体細胞数は60兆個とも37兆個ことも言われていますが、性別、身体の大小さまざまですからその絶対数はあまり大事ではありません。ここでは体重の大きい30代において60兆個を基準に世代差を見ていきます。

20代を過ぎるとあまり欲しくない細胞、 例えば脂肪細胞などが増えます。全細胞数=母数が多いがどうかは太りの原因である脂肪細胞をパンパンに肥大化させ、分裂を加速化してしまうことぐらいでしょう。しかし今回のポイントは、あなたを若く健康にする維持する役割を果たしてくれるのは「幹細胞」であるという事実です。 しかも著しく減っていくということです。

減っていくことを前提として、よりエコで身体にやさしい生活を送ることが大事なのだと思います。新生児から80代の体細胞数と幹細胞の割合を表にしてみました。一部に出ているデータや厚労省などが発表している年代ごとの体重や細胞内外の体内水分量を加味した上での計算です。

幹細胞の数が生命力を左右する

注目いただきたいのは、30代に比べ50代ともなると幹細胞が激減していることです。25万分の1から40万分の1へと減っていくわけですから毎日減っているものと覚悟した方が良いでしょう。さらに80代になってしまうと 200万分の1と身体の回復や衰えは半ばあきらめをつかざるを得ないレベルまで落ちていきます。

この割合を体細胞数に乗算した数字が10代で5億個あるものは50代では1/3、80代では 1/25に減ってしまう事実です。35歳から注意喚起の人間ドック推奨という事ですからそのあたりから体の修復力が衰え、ガンが発症したり、生活習慣病などが見たくない数値として現れてくるのは頷けます。

10代で5億個あるものは 30代に50代では1.5億個です、修復力も1/3以下に減ると考えるのは妥当でしょう。体の老化に対し、さまざまな病が現れ病が発症しますが、死なないようにそれを修復するのは幹細胞の大きな役割です。

成長期においては身長も体重も増え、大人としての生殖機能なども付加されていくわけですから幹細胞の数も増えていきます。生命の神秘とでも言えば良いのでしょうか、人間の身体は死に至るまで遺伝子でプログラムされています。遅くても20代前半にもなれば身長の伸びは停止します。

背が高い、低いは遺伝子の差です。不公平ですが仕方ありません。ただし30代まで伸びてる人はいません。成長をずっと続ければ巨人になってしまうのでプログラムで停止させるわけです。

幹細胞も同様に成長が終わればその下支えする役割も終え、生命維持に必要な量だけ残します。ある意味これはメンテナンスの必要十分量と考えても良いでしょう。つまり病気や怪我から回復(再生)に必要な量だけ残してあとは減っていくのです。

肌美容は後回し?

実は肌は命にとってさほど重要ではありませんので幹細胞のケアも脳
や臓器に比べプログラム上優先度は低くなるものと思われます。合わせて肌のターンオーバーも記載しておきました。

14日で肌の細胞が入れ替わる新生児〜小児と異なり、30代では20日に落ちて行きます。ここには記載していませんが、アラサーあたりで28日とよく耳にします。ちょうど女性で言えば生理のサイクル、およそ月の日数、その満ち欠けと大体同じというのも不思議な関係です。おそらく出産適齢期にも当たるのかもしれません。不思議な同一性ですね。

このブログは主に40代以降に向けていますので、40日と落ちてきて120日の80代までどんどん遅くなっていくことがわかります。老化とは細胞が酸化したり、糖化したり、水分量を減らしつつ、「しなびて行く」とでも言えば良いのでしょうか。顔をはじめ肌に現れるわけです。当然、シワもクスミもハリもなくなってきます。新鮮なりんごも似たような姿で朽ち果てるかのようです。

このまま手をこまねいていては「しなびたリンゴ」になってしまうので、抗(あらがう)ことを考えたいと思います。

幹細胞とは最終細胞、臓器や血液、骨、肌細胞などの前駆体、つまり変化を遂げる前の細胞です。それが減ってしまうという事は仕方ないこととして、その細胞が何をしているかを知っておくことも重要です。

細胞がダメージを受けると幹細胞は再生するためのサイトカイン、いわゆる生理活性物質を出し、肌で言えば線維芽細胞を活性化させるシグナルを出します。細胞が足りなくなれば 自らが線維芽細胞に変身します。つまり幹細胞を活性化することが「抗いの近道」と言えるでしょう。

近道は私も同様、誰もが望む「いつまでも若く健康でいたい」という根源的な願いになんとかできないかという思いで取り組んだ再生医療を身近にしようと始めたものです。こちらも合わせてご覧ください。

幹細胞を活性化するシグナルの助けを借りるには!

幹細胞を活性化するのは「再生因子」ですと何度か申し上げてきました。幹細胞はいわば生命の維持を司るの親衛隊、司令塔として機能し、自らでサイトカインを出し細胞に分裂などを呼びかけ、体細胞はサイトカインの信号を受けることで叩き起こされて活性化します。

幹細胞を使い切ったら・・・と心配には及びません。80代で2,000万個の幹細胞を持っており、棺桶にまで持って行っても意味を為しません。死んでしまえば使い物にならないですから、その前に「きっちり働いてもらいましょう」ということになります。

その幹細胞が出すシグナル成分、再生因子を主成分として配合した化粧品がこちらになります。

女性に限らず男性にも使っていただけるジェンダーレスな基礎化粧品として開発をしました。お安くはありませんが、他の幹細胞系化粧品と比べ実績、歴史、大学との研究成果などを比較した上で最強の歯髄幹細胞を選んでいます。 価格も他社と比べて半分程度に押さえ込んだのはより多くの方に使ってもらえるようにと設定したものです。

さらに品質で言えば、サイトカインは水溶性のため化粧品特にその多くは水分、つまり水です。水と長時間接触しているとタンパク質が分解されペプチドやアミノ酸となってしまいます。当然活性は減るわけです。その問題を克服するために一旦油分に包んでもらい、その活性を守ってもらって、そこに閉じ込めています。

そうすることでサラダドレッシングのように2層に分かれます。使うときだけよく振ってもらえばいいだけです。時間とともにまたまた元通りに分離します。製品の品質を最後の1滴まで保つ価値あるものにと高めた技術です。これはこれまでの研究に対してかけた時間と情熱で生まれた世界初の製品です。

興味のある方はこちらにリンクを貼っておきましたのでどうぞ。


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