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ひとり日和 著 青山七恵

主人公が、一人暮らしのおばあちゃんの家で過ごしてその中でさまざまな経験を乗り越えて、二人暮らしから一人暮らしに移行する話。簡単に説明するとそう。

ちょっと一回読んだだけで、感想を述べよと言われても難しい本だと感じた。

人は一人では生きていけないが、一人が楽なときもある。けど、そんな事をこの本は言いたかったのではない気がする。あえて、20歳代の主人公と死ぬ気配さえあるおばあちゃんの二人暮らしにした理由はなんだろうか。

私は、あえてこの対比した二人を同じ屋根の下に住まさせたことは実は作者が私たちに罠を張っている感じがした。この二人は違う生き物なんだと読者に植え付けるために。

だけど、本当はこの二人に違いなどなにもない。どちらも美しくありたく、異性からかわいいと思われたく、愛した人から愛してほしく。決して、一人を望んではない。

ひとり日和、この題に込められた本当の意味を知るために何回も読んでやろうと思った。


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