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[ネタバレ] 映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて




結論

プリキュア映画史上の最高傑作ルン。

この記事にはネタバレが含まれるので、気にしない人だけ見るルン。




評価の理由

今作には次に挙げるテーマがあるルン。

・希少な動植物を狙う違法なハンター
・美しい地球
・親子

二、三点目について私見を述べるルン。




美しい地球

序盤、主人公たちは黄色いエイリアン(ユーマ)のワープ機能を利用して、地球上の観光名所に行きまくるルン。

いずれも時間と金を費やさないと辿り着けない場所ばかり。でもワープなら一瞬ルン!使い放題ルン!特に副作用とか無いルン!

雲を突き抜ける荒地の高台、ギアナ高地
天地に鏡像が映るファンタジー空間、ウユニ塩湖。
極寒のオーロラ
それ、サバンナで同じセリフ言えるの? サバンナ
首里城健在。沖縄

それらが極めて美しい色彩、造形で描写されていたルン。

まさしく憧憬ルン。

そして、それは思わぬ形で再度観客の目に飛び込んでくるルン。

終盤、違法な宇宙ハンターによって奪われた黄色いエイリアン(ユーマ)は、ストレスから星になるルン。

(突拍子もない? そういう種族ルン。劇中で言及されてないので推測になるけど、サイズは地球と同じくらいルン)。

どこから湧いたのか、続々と集まり出す違法ハンターたち。ユーマを元に戻すため、プリキュアたちはユーマ星に降り立つ。

そこでは…ユーマがプリキュアたちと見た美しい光景、ギアナ高地を初めとする地形が、精密に再現されていたルン。

2度も映像美に触れられるなんてお得ルン!




親子

ユーマの知性は幼いルン。犬並みルン。

それゆえルンちゃんことキュアミルキーの配慮を受け入れられず、映画の序盤で衝突するルン。

で、ミルキーの思いやりに気づいて即懐くルン! 可愛いルンな〜♡

終盤、ミルキーは「ユーマは地球から遠く離れた宇宙空間で暮らすべき」という提言が受け入れられず、毒親みたいになるルン。その内輪揉めの最中に宇宙ハンターにユーマを奪われ、ユーマはストレスから星になるルン。

艱難辛苦を乗り越えユーマ星に乗り込んだミルキーたちの目の前に現れたのが、前述の絶景たち。

ミルキーたちと過ごした思い出が、ユーマの中でキラキラと息づいているルン。まるで子どもが親からの愛情をその身に宿すように。



そして·····

ラストシーン、プリキュアたちの歌とダンスで正気に戻ったユーマ。星ではなくなるルン。

踊りきって倒れこむキュアスターとミルキーに近づく謎の足音。

それは2人の愛情によって次の段階(人型)に進化したユーマのものだったルン。

おや? ユーマの頭部のようすが·····

キュアスターの長いツインテールと、キュアミルキーの前髪・ボブを象ってるルン。



ユーマは2人の親を見習って、姿まで似せてしまったルンな。



ここでもう涙が止まらなかったルン。

言葉は通じないけど、ユーマは姿かたちで2人に「親愛」を示したルン。

そして別れの挨拶ルン。

まるで、親から離れて独り立ちする子どものようで。




結び

というわけで、今回のプリキュアの見どころは前述3点のテーマルン。

また、本記事では特に触れてないけど作画が神がかってるルン。たまに気が抜けてるテレビ版とは比べ物にならないルン。

プリキュア好きにもそうでない人にも、ぜひ観て感想を聞かせて欲しいルン。



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