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意識高まる母と待機する父

先日の記事でたくさんの方から「奥さんおめでとうございます!」「奥さんすごい!」「奥さんカッコいい」と言っていただいて記事を書いて本当に良かったと思っています。

こんにちは、奥さんに若干嫉妬しているコッシーです。
#かまってちゃん


さて、冒頭にもあるように先日はたくさんのメッセージそしてサポートをくださいまして本当に本当にありがとうございました。
こんなに多くの方から祝福や応援されるとは思っておらず、noteって本当に素敵な場所だなと改めて認識した次第です。

落ち込んだり悩んだりモヤモヤしたりしましたが、皆さんの励ましもあり今は前を向いて頑張っていこうと思っています。
奥さんも来年から通う予定の美容専門学校の入学金ウン十万円の支払いを終えて覚悟が決まったようです。

「勉強しなきゃいけないから!」といつもより高いヘアーサロンでカットしたり、いつもよりも高い化粧品を買ったりするなど美容意識が高まっているようです。
皆様からいただきましたサポートの使い道はどうやら決まってしまったようです。
#それ勉強なのか


息子は元気に小学校に通っています。
相変わらず家でも学校でもやんちゃぶりを発揮しており、担任の先生と顔を合わせる度に息子の問題行動を報告されて若干気が滅入ることもありますが、「ったくホント困ったヤツですね!家でよく言って聞かせやす!」と明るく答えるようにしています。
#それ明るいのか

きっと以前の僕なら先生に文句…じゃなくて意見の一つや二つ言っていたかもしれません。でも皆さんからの励ましや応援をもらった今の僕は筋斗雲に乗れるくらい清らかで綺麗な心を持っています。

だからどれだけ担任から「毎日大変なんですよ」と言われても荒ぶることなく「ですよね!いつもあざーす!!」と感謝の気持ちを持って真摯に受け止めることができています。
#それ真摯なのか

ただそんな清廉潔白な僕の心がグラグラ揺れ動くことがあったのです。

先日、息子の遠足がありました。
バスに乗って三重県の輪中の郷わじゅうのさと木曾三川きそさんせん公園に行きました。
事前に担任の先生から「○○君に何があっても良いように、その日親御さんには待機してもらいたいです」と言われていました。

遠足先で息子がぐずって先生の言う事聞かない場合があります。もしかすると息子だけ先に帰宅する可能性も十分にあります。
あいにくその日奥さんは予定があったため、僕は仕事をお休みして備えました。

当日の朝、息子を学校に送っていくと担任の先生から「8時半ごろに出発する予定です。バスの後ろについてきてくださいね」と言われました。

ん?バスの後ろ?ついてきて?
僕は先生が何を言っているか分かりませんでした。

「えーと…それはつまりどういう…?」
「ですので、お父さんには現地で待機して欲しいんです」
「現地…ということは三重県で待機ってことですか?」
「はい。お願いします!」

なんと!待機というのは現地での待機のことでした!
息子がぐずって遠足どころではなくなった場合にすぐに僕に引き渡せるようにしたいのでしょう。
うちから現地までは車で約1時間半くらいかかります。しかも高速を使って。

そこまでして息子を遠足に連れていく必要があるのかなぁと少し疑問に思いましたが、ただ息子は大型バスに乗るのがとても好きなんです。
バスの高い車高から流れる景色を本当に嬉しそうに眺めます。
担任の先生はそれを知っており、今回もなんとか息子を喜ばせたいと思ってくれたに違いありませんでした。

「行きましょう!!」

そう言って僕は着の身着のまま小学校の大型バスの後ろを小さい小さいコペンを走らせて三重まで行ってきました。
いつでも小学校からの連絡に対応できるようになるべく近くに潜んでいました。
三重県で怪しげなコペンを見かけた方がいたらきっと僕です。

幸いにも学校からの連絡は一度だけで、それは「○○君、今帰りのバスに乗りました。楽しく遠足できました。どうもありがとうございました」という帰宅報告だけでした。

連絡をもらった僕はゆっくり帰路につきました。帰りの車中で「今日1日なんだったんだろうなぁ…」と思いましたが、息子がバスの窓から嬉しそうに外を眺める姿を想像したらこういうのも悪くないなと思えました。


そんな息子は奥さんの買ったばかりのいつもよりお高いアイシャドーをおでこに塗って怒られていました。

何しとんねん

どうやら息子の美容意識も高まっているようです。

そんなわけでコッシー家は今日も平和です。


それではまた。

コッシー


#皆さん本当にありがとうございました

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